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数千冊読んだ中からおすすめ、絶対面白くて読みやすい小説47選!

f:id:kumakuma30:20170708125343j:plain おはようございます!今回はこれから読書を始めようと思っている方や、それなりに読んできてもっと面白い本を求めている方に向けて、とにかく面白い小説を紹介して行きたいと思います。

ちなみに私の読書遍歴は、幼少期から本を読み始め、実家も含めて数百冊の本を持ってますし、学生時代はそれ以上にたくさんの本を図書室から借りて読んでいました。他にも古本屋に売った本とか、バックパッカー時代に宿にあった日本の本を読み漁ったりしていたので、生涯を通して数千冊ぐらい、確実に1000冊以上は本を読んでいると思います。

もちろん全てが小説ではありませんが、小説もかなりたくさん読んできました。今回はそんな中から「これはオススメできるな!」という本たちを紹介したいと思います。

 

○おすすめの小説47選!

・流れ星が消えないうちに 橋本紡

大切な人の死を乗り越えていく物語。読んでいると切なさで胸がいっぱいになります。 この本の主人公は高校生の男女なのですが、なんかすごく好感を持てるんですよね。未熟さゆえのグダグダした葛藤もなく、かといって無駄に達観したりしてる訳でもなく。 なんか大人でも「あぁ、そうだな」と共感し、共に進めるような、そういう人生観を見出していきます。 そして情景も綺麗ですね。常に星空をイメージできるような、そういう描写が多いです。 

 

白夜行 東野圭吾

主人公の二人の心理描写はせず、周りの人々の視点から主人公について考察していく、という珍しい表現技法を取る物語。しかしこれが見事にハマっていて、主人公の二人について非常にミステリアスな想像を掻き立ててくれます。 結構長いのですが、「次はどうなるんだろう?」とどんどん先が気になってしまい、とても短く感じると思います。

 

・黒い家 貴志祐介

とにかく読みやすくて、文章が頭の中にスッと入ってくる小説。そしてスリルもあります。 保険金殺人がテーマなのですが、著者の貴志祐介さんも実際に保険会社に勤めていたそうで、そのせいか非常にリアルで「実際に起きそうな恐怖」を味わう事ができます。  

 

・邂逅の森 熊谷達也

東北で狩りをするマタギの物語。 狩りって、素人目には「銃で狙って撃つだけだろ」なんて思っていたのですが、実際は高度な技術や獲物との駆け引き、自然の脅威などがあって「こんな世界もあるのか」と衝撃を受けます。 また狩猟シーンだけでなく人間ドラマとしても波乱万丈で、主人公が昔の田舎の因習的な社会に翻弄されつつも、いろんな人と出会ったり別れたり再会して成長していく様は感動します。  

 

・旅のラゴス 筒井康隆

すでに結構いろんなところで話題になった小説ですが、やはり素晴らしいので私も紹介したい! この小説は人生そのものだと思います。あまり言うとネタバレになってしまうのが辛いところですが、自分の望まない状況に何年も身を置かなければならなかったり、過去をズルズルと引きずってどこまでも行ってしまったり・・・、 もうとにかく、もどかしい感じが味わえる小説です。後半なんかは一呼吸も置かずに一気に読んでしまいます。  

 

アルケミスト―夢を旅した少年 パウロ コエーリョ

旅のラゴスを読んで面白かった人にオススメしたい一冊。 同じく不思議な世界を旅する物語で、雰囲気は非常に似てるのですが、また違った読後感を味わえます。  

 

ノルウェイの森 村上春樹

村上春樹に興味があるけど何から読めばいいのかわからない人にオススメしたい一冊。 難解なところがなくて、それでいて深くて色々考えさせられます。ネットで他の人の書評を見ても「あぁ、こんな解釈もあるのか」と驚かされたり。 もちろん特に身構えて読まなくても、話を追っていくだけですごく面白いです。「究極のラブストーリー」と言われるのも納得。  

 

海辺のカフカ 村上春樹

文学少年が旅をして成長していく物語。 いかにも村上春樹らしく、抽象的で「これぞ現代文学!」という感じの作品です。 図書館、街、山奥の小屋など、一つ一つの情景が綺麗に思い浮かび、なんだか心が綺麗になる作品です。登場人物も味のあるキャラクターばかりですね。  

 

羊をめぐる冒険 村上春樹

村上春樹ファンの間で非常に評判が良い本。ある羊を探すために北海道まで行く物語です。 なんだか登場人物や恋愛観、社会背景など、いかにも村上春樹の原点が見て取れる一冊だと思います。普通に話としてもすごく面白いのでオススメです。  

 

・天使の囀り 貴志祐介

またまた貴志祐介さんの著作ですが、めちゃくちゃ刺激が強い。 ネットでも「怖すぎる」「気分が悪い」という声が続出してます。私の知り合いの読書家も悶絶してたのを覚えています。 とにかくこれを読まずしてグロやホラーは語れないのでは、という一冊。 もちろん読みやすくてミステリーとしても面白いので、グロに耐性がある人にはぜひ読んでいただきたい。  

 

下町ロケット 池井戸潤

ドラマ化もされた小説。とりあえずこれを読んでおけば間違いない感じの一冊。 中小規模の町工場にとんでもない巨大な困難が次々降り掛かってきて、それを切磋琢磨しながら乗り越え、最後は一発逆転してスッキリする物語。 ここまでの勧善懲悪も珍しいですね。読後感が最高です。  

 

夜のピクニック 恩田陸

こちらも色んなところでオススメされてる小説ですが、やはり素晴らしい。 美しい青春を「これでもか!」というほど満喫する事ができます。 あの学校行事の独特な雰囲気がすごく伝わってきますし、純粋な学生たちが悩みながら変わっていく姿には心を動かされます。 自然の情景も綺麗で、忘れていた何かが思い起こされて胸が締め付けられるような作品です。  

 

蹴りたい背中 綿矢りさ

続いてこちらも高校生活を舞台にした小説ですが、ある意味では胸を締め付けられます。 あの思春期独特のどうしようもない閉塞感、孤立してしまった時の虚しさや情けなさが描かれてて、読む人によってはとても共感できるんじゃないかと思います。   

 

・わたしを離さないで イシグロ・カズオ

そろそろ泣ける本を。世界中で読まれてるイギリスの名著です。 だいたい読みながら話の流れは予想できるのですが、それでも真実が明らかになるにつれて悲しくなってきます。 避けられない残酷な運命を人はどうやって受け入れていくのか。そもそも受け入れられずに、ただやり過ごすしか無いのか。それがよく描かれていると思います。  

 

・世界を騙した男 フランク・アバネイル

小切手詐欺でお金を稼ぎながら、経歴詐称で素人がパイロットや医者や弁護士をする、というとんでもない物語です。 しかも実話が元になっているらしく、かなり具体的な手口が描かれていて圧巻の一言です。 後半は捕まってひどい罰を受けたり脱獄したり・・・、という、とにかく壮絶な物語です。映画化もされてるのでそちらもオススメです。  

 

秒速5センチメートル 新海誠

こちらもぜひ映画と一緒に見てほしい一冊。 「君の名は。」で有名になった新海誠監督ですが、過去にも素晴らしい映画をたくさん作っておられます。 そのうちの一つ「秒速5センチメートル」という映画を、監督自らが小説化したものがこちらになります。 順序としては、できれば先に映画を見てほしいです。この小説では映画では書かれなかった部分が書かれているので「あぁ、ここはこういう事だったのか」と納得する部分が多々あるかなと。  

 

深夜特急 沢木耕太郎

全6巻の長編。世界中をバック一つで旅するバックパッカーの物語です。 私も一時バックパッカーをしていたのですが、その動機の一つがこの本ですね。 本の醍醐味といえば普通はできない事を疑似体験できる点ですが、そういう意味でこの小説は素晴らしいですね。いろんな国を現地の人達と関わりながら旅をしていく、新鮮でワクワクするような気分になれます。 また海外で一人旅をした時の、あの独特な寂しさや葛藤のようなものもよく描かれていると思います。  

 

坂の上の雲 司馬遼太郎

こちらも全8巻の長編。日露戦争を扱っているのですが、あの戦争がいかに戦力差などで日本が不利だったか、いかにギリギリの戦いを繰り広げて勝利したのかがわかります。 そしてその勝利を可能にしたプロセスや、個々の大物・天才たちの一挙手一投足が見事で、よくビジネス書としてもこの本が進められる理由がわかります。 人の上に立つ大将はどうあるべきか。参謀はなにをどう考えるべきか。政治家はそれをどうバックアップすべきか。強い組織を作るにはどうすればいいのか。 また、前線の指揮官や諜報員などの現場の人間が、どう動いて大勢に影響を与えたか。 そういった事がかなり凝縮して詰め込まれてます。単純に小説として楽しむだけでなく、人生の糧となる物語ではないでしょうか。  

 

・こころ 夏目漱石

名作中の名作。100年程いろんな解釈が話し合われてる本ですが、まずは何も見ずに読んでほしい。 その後、いろんな人の書評を読むと「なるほど、こういう受け取り方もあるのか」と驚くはずです。 僕も最初読んだ時は「主人公と先生の関係がいいなぁ」などと思っただけで、後半は「なぜこうなるんだろう?」という疑問が沢山あったのですが、多くの人の考え方を吟味した上で2度3度と読むとまた違った感想が出てきます。  

潮騒 三島由紀夫

三島由紀夫の中ではかなり異色の一冊。男女の青春、純愛を描いた物語で、読んでいるととても幸福に胸がいっぱいになります。 ただのラブストーリーと違って程よく困難もあり、読んでいて退屈する事もありません。普段恋愛小説を読まないという人にもとてもオススメです。  

 

命売ります 三島由紀夫

こちらも三島由紀夫の小説の中では異色で、非常にコミカルな作品です。 しかし最後には「生きるって素晴らしいな」と思える本。 なんとなく毎日がつまらない、「人ってなぜ生きるんだろう?」と思っている方に読んでみてほしい一冊。  

 

・宴のあと 三島由紀夫

政治の世界のゴタゴタと、それに巻き込まれた料亭の女将の物語。 日本で最初にプライバシー権の侵害で訴えられたというほどリアリティがある本です。有名な「宴のあと事件」ですね。 この本も「自分の知らない世界を見れる」という意味で、素晴らしい小説だと思います。  

 

錦繍 宮本輝

別れた元夫婦の手紙のやり取りを綴っていく、という形式の本。 まず宮本輝の文章力の高さに驚かされます。現代の作家では間違いなく随一でしょう。 何より二人の手紙の内容、それぞれの歩んでいる人生が、なんだかとても詩的でノスタルジックな感じがして引き込まれます。 哲学的なメッセージが豊富な点も良いです。  

 

・向日葵の咲かない夏 道尾秀介

とにかくラストに衝撃を受ける一冊。 それまでは「夏休みの少年に不思議な出来事や事件が次々起きる」という、面白いのですが結構ありがちな物語なのに対し、ラストを読むとそのイメージが一新されます。 二度目に読んでみると一度目とは違う発見が沢山ある本です。  

 

・夜市 恒川光太郎

とても幻想的な世界観の物語が2本収録された一冊。 例えるなら『千と千尋の神隠し』に似た雰囲気で、あの感じが好きな人には本当にオススメです。 文体も世界観がイメージしやすいようになっていると思います。分かりやすく、かつ繊細な文章ですね。  

 

・夏と花火と私の死体 乙一

こちらも一冊に2本の話が収録されています。ストーリーはホラーなのですが、表現があまり怖い感じではなく、ホラーがよほど苦手な人以外は普通に読めると思います。 一話目は夏休みの兄妹の物語。二話目は時代設定としては明治から大正ぐらいの、昔ながらの日本家屋が舞台の物語。どちらも「古き良き日本の風景」がイメージできます。 しかしストーリーはスリル満点だと思いますね。ラストも衝撃的です。  

 

・暗いところで待ち合わせ 乙一

めちゃくちゃ怖い表紙とタイトルですが、ホラー要素は一切ありません! むしろとにかく美しい純愛、友情の大切さ、人の尊さを描いたような作品です。 そしてあるじけんそしてある事件を巡っての出来事もスリルがあって面白い。ある酒の「王道」とも言える作品だと思います。良くか悪くか表紙とのギャップがすごいですね。  

 

・麦の海に沈む果実 恩田陸

西洋風のちょっとファンタジーな学園物語。イメージで言うとハリーポッターに似た部分がありますね。 聡明な学生達が学園の謎に挑んでいく、といういかにも恩田陸らしい物語です。 人物の一人ひとりが素晴らしいですね。特に校長などはキャラが立ってます。  

 

六番目の小夜子 恩田陸

よくどこの学校にも都市伝説のようなものが有ると思うのですが、まさにそれがテーマの物語。中盤の盛り上がりがすごい作品です。 ほんとに恩田陸は学校の雰囲気を書くのが上手いです。青春を思い出して懐かしい気分に浸れる、そんな一冊ですね。  

 

ネバーランド 恩田陸

こちらも学園モノなのですが、恋愛要素はなく、男子高校生が集まってワイワイする友情物語です。 それぞれの学生が過去や困難に向き合って成長していく様子は、見てて「自分も頑張ろう」と思えてきます。 ほんと「友情っていいなぁ」と思える物語です。  

・光の帝国 恩田陸

恩田陸にしては珍しく、学園モノではない物語です。 不思議な超能力を持つ人達の生活が描かれている短編集。よくある超能力モノとは全然違う、繊細で深いエピソードばかりです。 あまりバトル要素はないです。どちらかといえば特別な人達が持つ現実世界での困難とか、そういうものを描いた一冊。  

 

ラッシュライフ 伊坂幸太郎

この本を一冊で表すなら「騙し絵」です。作中にも騙し絵の話がよく出てきますが、まさにこの本自体が一つの壮大な「騙し絵」になっています。 一つの舞台で複数人の物語が同時に展開されるオムニバス形式なのですが、これが最後にアッと驚く形で絡み合うことになります。絶対に二度三度と読み返したくなる事間違いなしです。  

 

・変身 カフカ

海外文学の中ではかなり読みやすく、面白さも現代の日本に近い感性の小説です。 朝起きると虫になってた主人公。それがどう心境に変化を与えていくか、周りの人々をどう変えていくかが面白いです。 何より「実際に経験したのか!?」というぐらいその様子がリアルなんですよね。本当に鋭い想像力と洞察力を感じます。  

 

・手紙 東野圭吾

兄が殺人事件を起こし、その弟が世間からの偏見に苦しむ話。 「自分のせいではないのに・・・」という理不尽な仕打ちをどう割り切るか。そして、そんな中でも助けてくれる人がいるのか、幸福をどう守るのか、という話です。 正直、読んでいて辛くなる場面もありますが、こんなに印象に残る本、考えさせられる本もなかなか無いので紹介させていただきました。  

 

・秘密 東野圭吾

ある特殊な事情のせいで、すれ違っていく夫婦の物語。 正直こちらも読んでいて辛くなる場面もありますが、ものすごく「人間の葛藤」を描いた本だと思います。それでも何とか前を向いていく主人公に励まされます。 そしてストーリーの構成力も素晴らしいですね。まさに「秘密」というタイトルがピッタリです。  

 

・予知夢 東野圭吾

ガリレオシリーズ。東野圭吾の本は読んでいると激しく感情を揺さぶられる事が多いので、ちょっと休憩として読みたい時におすすめの一冊。 難事件を軽快に解決していく短編集です。単純にすごく面白いので退屈させられる事もありません。おすすめです。  

 

容疑者Xの献身 東野圭吾

映画にもなったガリレオシリーズ。タイトル通り、主人公の献身的な無償の愛に涙が止まらなくなります。 映画でストーリーを知ってる方にもぜひ読んでいただきたいです。映画と小説で「こういう所が違うのか」という相違点があったり、「ここは実はこうだったのか」という映画で隠れていた部分も分かったりするので、面白いです。  

 

真夏の方程式 東野圭吾

こちらも映画になったガリレオシリーズ。やはり映画でストーリーを知ってる方にも読んでいただきたいですね。 個人的にすごく好きなのは、真相を知った上で湯川がどんな行動を取るかです。それが「容疑者Xの献身」とは真逆になってて、簡単に一つの正義を盲信しない、そういう科学者らしい姿勢が見て取れます。 そしてそれが作者自身の思想なのかなと。きっと東野圭吾現代アートのような抽象的で崇高な作品も書けるのでしょうが、あえて柔軟に色んな所からインプットし、考える。それがここまで人気の作品を生み出し続ける理由になっている、と私は思います。  

 

・夜間飛行 サン=テグジュペリ

ちょっと古い作品なので読みづらい所もあるかも知れませんが、他にはなかなか無い独特な空気を持った一冊なので紹介させていただきます。 タイトルから想像できるように、まさに夜の空のように透明感のある詩的な作品です。 もともと400ページがあったものを半分以下に縮めて出版したとの事で、適度なスリルとテンポの良さもあります。  

 

・夏休み 中村航

とても平和で「退屈な日常っていいなぁ」と思える物語。なんだか生き方の一つの指針を貰えるような本です。 主人公と「義理の友達」の奇妙な関係性もとても引き込まれます。 何より文章がとても良いです。いつもの見慣れた風景をちょっと美しく風情あるものに書き換えている技術はさすがと言えます。  

 

・マインド・イーター 水見稜

日本のSFの知る人ぞ知る隠れた名作。正直、どんな有名なSFにも劣らないと思います。 84年の小説なのですが、文章やストーリーが「つい最近書かれたのか?」と思うほど古さを感じさせません。何十年先の宇宙像や科学をかなり精緻に予想してないと描けない本ですね。 そしてSF特有の未知のものに溶け込んでいく感じが、他のどの小説よりも深みがあります。オススメです。  

 

スティル・ライフ 池澤夏樹

冒頭がとにかく美しい小説。読んですぐに動けなくなるほど衝撃を受けます。 理系出身の作者が書いていて、とても清潔感・透明感のある文章ですね。無駄なものが極限まで削ぎ落とされた感じがします。 登場人物もみんな聡明で思慮深く、思わず引き込まれてしまいます。  

 

・ぼくらは夜にしか会わなかった 市川拓司

ただひたすら綺麗で詩のような文章と世界観が広がる小説。正直、刺激的な面白さはあまりないです。 ちょっと読む人を選ぶと思いますが、ハマる人にはとにかくハマる小説。「ずっとこういうのを求めていた!」という人がいると思います。  

 

・よその子 トリイ・ヘイデン

他のクラスで馴染めなかった子どもが集まるクラスの先生の奮闘記。 所謂障害を持っている子は少なくて、「ちょっと周りの理解があれば十分やっていけるのにな・・・」という子どもが多く出てきます。 しかし周りの偏見によって生じる軋轢、そして傷ついた子ども達を立ち直らせる葛藤がとにかく凄まじいです。 なるべく多くの方に一度は読んでほしい一冊。  

 

・花まんま 朱川湊人

朱川湊人の短編集ですが、どの話もすごく面白いです。大阪の下町の人々がイキイキと描かれた物語。 コメディ要素もあり、ちょっとホラー要素もあり、読んでいて退屈する場面が一切ありません! そして適度に考えさせられる事もあったり、新しく知る事もあったり。本当に良い本ですね。  

 

・おさん 山本周五郎

こちらも短編集ですね。山本周五郎の本の中では取っ掛かりにオススメ。 やっぱり少し古い本なので読みにくい人もいるかも知れませんが、どの話もすごく密が濃くて、印象に残る話ばかりです。 何より文章力が驚異的ですね。ぜひ一度、この凄さを味わっていただきたいなと。  

 

コインロッカー・ベイビーズ 村上龍

村上龍の小説全般に言える事ですが、非常に独特で雑多な世界観が特徴です。例えるなら大阪や香港のような、ゴチャゴチャしてて活気がある雰囲気。 そして暴力とかドラッグみたいな退廃的な描写が多いのも特徴です。ハマる人は本当にハマると思います。 まず最初にオススメなのはこのコインロッカー・ベイビーズですね。比較的最初から面白みがある事や、抽象的な心理描写に見入ってしまいます。  

 

○まとめ

以上、おすすめの小説を紹介して来ました。 なかなかネタバレが出来ないという事もあり、魅力を伝えきれなかった本もありますが、ぜひ何かの参考にしていただければ幸いです。 まずは3冊か4冊ぐらい、気になったものに目を通していただければなと思います。 最後までご覧いただきありがとうございました!

ドローン買うならまずはこれ!安くて高性能なコスパ最強の一台!

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 おはようございます。今回は「ドローンがほしいんだけど、まず最初は何を選べばいいの?」という初心者さんのために、おすすめのドローンを紹介したいなと思います。

最初はいくつかのドローンを比較紹介したり、ランキング形式で紹介しようかなと思ったのですが、やっぱりこの一台を買っておけば絶対間違いないなというドローンがありまして、今回はその一台に絞って魅力を紹介させていただこうかなと。

そのおすすめのドローンがコチラ、

 

・Ryze トイドローン Tello Powered by DJI

通称、Telloと呼ばれるドローンですね。これがめちゃくちゃおすすめです。

 他のドローンのサイトでも真っ先に紹介されていますね。

www.droneskyfish.com

droneagent.jp

 さて、今回はそんなドローン、Telloの魅力をいくつかのポイントに絞って紹介させていただきたいなと思います。

 

目次

 

Telloの魅力①:手軽に始められる!

 なんとこのドローン、重量が81.6gと、航空法の適用の対象外なのです!

つまりどういう事かというと、普通のドローンだと航空法の規定によって、ややこしい基準がいっぱいあるので、気兼ねして楽しめない事があるのです。

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画像出典:http://www.mlit.go.jp/common/001110369.pdf

しかしTelloのドローンだと航空法の適用の対象外なので、これらのクソ面倒くさいルールには縛られません!

もちろんそれでも何のルールも無いわけではなく、飛行禁止の区域が決められていたりと、飛ばしてはいけない場所もあるのですが、普通のドローンと比べると自由度はグッと上がります。

このように手軽に始めやすい、自由度が高い、というのが初心者の方におすすめできる大きな理由の一つです。

 

Telloの魅力②:性能が高い!

 「安くて軽いドローンだから性能も悪いんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが、全くそんな事はありません!

まず飛行時間が13分と、かなり長い部類に入ります。同じ価格帯のドローンだと10分を切るものが多いですし、13分というのは3万円前後ぐらいのドローンと大体同じ水準ですね。

そして「軽い」という事もあり、不安なのが安定性ですが、もちろんバッチリ対策されています!ビジョンセンサーや気圧センサーなどが搭載されていて、本当に安定性は高いですね。

あとは操作も簡単なので、初心者の方でも「的外れな方向に飛んでいって壊れた!」なんて事は滅多に起きませんし、万が一リモコンとの接続が切れても安全に着陸してくれる機能なども付いてます。心強いですね。

そして小型のドローンとしては珍しく、映像も撮影できます。それについては次のパートで詳しく見ていきましょう。

 

Telloの魅力③:映像が綺麗!

 これは百聞は一見に如かず、実際に空撮動画をアップロードしている方がいるので、見ていただきましょう!

www.youtube.com

 どうでしょう、なかなか綺麗ですよね?

正直、「ちょっと他の空撮動画に比べて荒いかな?」と思った方もいるかも知れませんが、それらの動画は10万円以上掛けてドローンなどを準備してる人も少なくないですからね。

それと比べて、非常にリーズナブルな値段で、ここまで勝負できるドローンが出たというのは、はっきり言って「革命」なんですよね。

 

Telloの魅力④:コスパが最強!

何より値段が1万円前後と、めちゃくちゃコスパが良いんですよね。

ここまで長々と説明して来ましたが、性能面などで非常に優れています。同じ価格帯でこんなに優れたドローンは現時点(2018年)では無いと思いますし、他の製品で同じような性能を求めると、2万5千円前後にはなって来ますね。

そういう意味で、とにかくコスパ最強ですね。やはり数々の特許技術が使われているという点が、この品質を可能にしているのだと思います。

 

・まとめ

以上、ドローンのTelloの魅力を紹介させていただきました。

なんかちょっと褒めちぎった感がありますが、ドローン好きとしてはそれほどテンションが上がるほど素晴らしいドローンですね。

やっぱりより多くの人にドローンを好きになってほしい、その為に「安くて簡単でこんなのあるんだよ!」と広めたいと思ってこの記事を書きました。

何かしら皆さんのお役に立てれば幸いです!

▼今回紹介したもの。

これから冬本番!おしゃれなこたつ布団、おすすめ5選!

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ついに冬本番がやって来ました!皆さんも「こたつ」を出すタイミングになって来たと思います。

そこで皆さんは「こたつ布団」に気を使ってますか?毎年同じこたつ布団よりも、おしゃれなものを選んでみると部屋の雰囲気がガラリと変わります!

そこで今回は、おすすめのおしゃれなこたつ布団を紹介して行こうかなと思います。

 

・おすすめのこたつ布団、おすすめ5選!

 1.無地こたつ薄掛け布団

とてもオシャレなこたつ布団。シンプルなデザインですが、この毛布の質感が独特でアンニュイな雰囲気を漂わせています。

非常にいろんな部屋にマッチするこたつ布団だと思います。可愛い部屋はもっと可愛く、上品な部屋は上品に。芸術家のようなアーティスティックな部屋も、より際立たせてくれます。

触った感触もモフモフしてて気持ちいいです。オススメですね。

 

 2.イケヒコ こたつ布団

北欧風のノルディック柄が可愛いこたつ布団。これ一つでお部屋の中を明るく見せてくれますね。

クリスマスツリーやトナカイなどの模様が印刷されてるので、毎冬のクリスマスシーズンにピッタリです。お部屋でパーティをする時などもオシャレな装飾になってくれます。

裏地がフリース素材になってるので、こたつのスイッチを入れてから温まるまでの「ヒンヤリ感」も大きく軽減してくれます。

 3.ふわふわトロトロ感触 こたつ布団カバー

 一からこたつ布団を買い換えるのは面倒くさい!前の布団も処分しなきゃだし・・・。

という懸念をお持ちの方に、「こたつ布団カバー」という選択肢もあります。

「こたつ布団」に含めるべきかどうか迷いましたが、きちんと防寒性もアップしますし、肌触りやデザインも変わるのでオススメですね。

特にこちらのこたつ布団カバーは、デザインがとてもオシャレですし、防寒性もグッと向上します。取り外し簡単で選択もしやすいので、こたつ布団の汚れ防止にもオススメですね。

 

4.西川産業 こたつ布団

非常にシンプルで落ち着いた雰囲気のこたつ布団。和室など、どんなデザインの部屋にもマッチしやすいです。

両面がフリース素材で非常に防寒性が高く、どこに触れても温かいです。

そしてポイントはキルティングデザインが採用されている点です。こたつ布団は「長時間使っていると中の綿が一箇所に集まったりして偏りができる!」という悩みが発生しやすいですが、コチラの西川産業のこたつ布団はキルティングデザインという中綿が偏りにくい構造になっています。

 

 5.ナイスデイ こたつ布団

このナイスデイのこたつ布団の最大のメリットは「軽い」という点でしょう。女性でもシーズン毎の設置・片付けがしやすいですし、布団をつけたままのテーブルの移動なども楽になるので紹介させていただきました。

デザインは色々選べます。お好みのものを選んでいただきたいですね。

 

・まとめ

 以上、おすすめのこたつ布団を紹介させていただきました!

実は私も今年、こたつ布団を新しくしたのですが、かなり部屋の雰囲気が変わって「これはいいなぁ」と思ったので皆さんにも紹介させていただいた次第です!

この記事が皆さんのこたつ布団選びに少しでもお役に立てれば幸いです!