めちゃくちゃ面白くてわかりやすい!世界史のおすすめ本6選!
おはようございます!今回は世界史の本の紹介です。
世界史といえば「学生時代に苦手だった」「暗記ばかりで大変」というイメージがある方もいるかも知れませんが、実はしっかり流れを踏まえて学べば、これほど面白い事もないんですよね。
そんなわけで今回は、世界史を改めて学びたい社会人の方、学校で行き詰まっている学生も含めて、おすすめの本達を紹介させていただきたいと思います。
目次
1.一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
年号を使わずに世界史を一つのストーリーとして解説。めちゃくちゃ面白くて頭にどんどん入ってきます。
著者の山崎さんはもともと高校教諭だったのですが、youtubeで授業を配信したところ、わかりやすくて面白いという事で大好評だったんですよね。
世界史の目まぐるしい変化が非常にわかりやすく解説されていて、まさに神業だなと思います。
2.ゆげ塾の構造がわかる世界史
池袋の「ゆげ塾」は世界史専門の名門塾で、講師はゆげ先生一人だけなのですが、毎年難関大学への高い合格率を誇っている伝説的な塾です。
そのゆげ先生が書いた本だから、やはりめちゃくちゃ面白い。非常に論理的で、「なにがどうなってこれが起きたのか」という流れがとてもわかりやすいです。
一つ一つの話をかなり掘り下げているという奥深さにも驚きました。
3.東大名誉教授がおしえる やばい世界史
なんだからタイトルや表紙はふざけた感じですが、中身は意外にも王道でしっかりした世界史の入門書です。
全体としてのストーリーをしっかり踏まえながら、歴史上の人物の一人一人についてもバックボーンを掘り下げているから、わかりやすくて納得感が出ます。
何より説明文が面白いですね。表現の一つ一つにキレがあります。
4.世界史序説
ちょっと入門書からは離れますが、是非とも読んでいただきたい面白い一冊。
著者の岡本先生は「西洋中心的な歴史の見方」に異を唱えていて、こちらの「世界史序説」はアジアにフォーカスを当てた世界史の本です。
この視点だけでも斬新なのですが、肝心の内容がとても素晴らしい。流石に一冊でアジア全体をカバーしては居ないものの、中央アジアや中東、イスラムなど、まさに日本人にとって盲点となっている地域や思想についてとてもわかりやすく書いています。
5.詳説世界史研究
それなりに世界史にハマってきた人向け。
とにかくこのカバーの範囲の広さと、詳しさは素晴らしい。広く深く、という一冊です。
こういうオーソドックスな通史というのも読んでおくものだなぁと実感させられます。やっぱり山川出版の本は信頼できますね。
6.全世界史
なんと歴史書を一万冊以上も読んできたという、世界史マニアが書いた一冊。
著者の出口治明さんはラフネット生命の創業者です。めちゃくちゃ読書家で知識が深い方で、大学の学長なんかもされています。
本著もやっぱり面白い。複雑極まる世界史をわかりやすく、かつ面白く書いた一冊だと思います。
・まとめ
以上、おすすめの世界史の本達を6冊紹介させていただきました!
やっぱり紹介していて思ったのは、「世界史」というのはそれ単体で面白いものだなと。
もちろん歴史というのは、アクティブに学べば学ぶほどより限られた地域を深く深く知るのが王道だと思います。
しかし世界全体を見て、マクロな視点から世界全体の動きを追ってみる、というのも他にも代えがたい知の体験だと思います。
是非とも皆さんもここで紹介した本をまず一冊二冊読んでみて、世界史に触れていただければなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!何かしらこの記事が皆さんのお役に立てると幸いです。
やげん堀の七味がスーパーで売られてたので買ったら美味しすぎた。
おはようございます。
突然ですが、皆さんはyoutubeで話題の「親方七味」こと、やげん堀の七味はご存知でしょうか。
まぁ私が説明するよりも、実際にコチラの動画を見ていただきたい。
こちらです。この見事な口上が話題になって、youtubeでミリオンを達成している動画がいくつもあります。
それにしても聞いてるだけでこの七味を食べたくなってきます。
聞いた話によると、あのきまぐれクックの金子さんもこの七味が気になっているとの事です。私もいつか食べたいと思っていました。
そんなある日、普通にスーパーで買い物をしていると、やげん堀の七味を見つけました。
こちらの中島商店さんの七味がビンに入って売っていました。
最初に断っておくと、やげん堀の七味にもいろいろ種類があるらしく、この中島商店さんの七味と「親方七味」が同じものかどうかはわかりません。
が、ともかくやげん堀の名前に惹かれて購入。値段は普通の七味の2倍ぐらいで、量もちょっと少ない気がしますが、まぁその分良いものなのだろうなと。
こんな感じです。これを卵をとじるのを忘れた親子丼に掛けてみます(撮影してから気づいた。しかもちょっと食べて見てからブログに載せようと思ったので、食べかけを隠してます)。
肝心の味の方は・・・美味い!すごく美味い!
食べた瞬間、唐辛子や黒ごまの香ばしい香り、陳皮の華やかな香り、青さの磯の香りが広がります。
そして後からキレのある辛味。深みがあって上品な辛さです。辛いものが苦手な人でも大丈夫だと思います。
そして料理の美味しさも引き立ちます。味にメリハリが出て、より親子丼のツユが引き立ったようです。
普通の七味とは比べ物にならないほど美味しかったですね。ちょっと高いですが、余裕で愛用したいと思います。
Amazonでも売ってます。七味を入れる容器も必要な方は一緒にどうぞ。
フランス最大の知性!エマニュエル・トッドのおすすめ本6選!
画像引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Emmanuel_Todd_11_2014.JPG
おはようございます!今回は「フランス最大の知性」と呼ばれるエマニュエル・トッド氏の著作を紹介したいと思います!
トッド氏はフランスの歴史人口学者、家族人類学者で、経済よりも人口動態を軸に歴史や政治を分析します。その提言は鋭く、ソ連崩壊やイギリスのEU離脱、トランプ政権の誕生を予言しました。
今回はそんなトッド氏の思想や主張がよくわかる本を選んで紹介させていただきたいと思います。
目次
1.世界の多様性
世界の大きく7つの家族構造を取り上げ、この家族構造が人々の価値観を作り、政治や宗教などを支配している、という衝撃的な主張の書物。
初めて読んだ時は驚きます。「こういう見方もあったのか!」と関心しますね。
確かに家族構造に注目する事で、世界の歴史がここまで説明できて、腑に落ちるようになる。凄い着眼点だなと思います。
2.帝国以後
アメリカがこれまで超大国であり、その超大国が内部から崩れつつあり、アメリカ中心のグローバルシステムが終わりつつある、という主張の一冊。
2003年の本なのですが、まさに今のアメリカをピタリと予言していて、凄い一冊だなと。
今のアメリカがどういった状態なのか、これからどうなるのか、という理解に役立ちます。
3.「帝国以後」と日本の選択
「帝国以後」を読んだ後にぜひ読んでいただきたい一冊。
日本の識者がトッド氏を招いてシンポジウムを起こったなり、座談会を開いたりして、「帝国以後」の内容を日本の政治にどう活かすか、という事を真剣に議論した一冊です。
やはり日本の政治を考える上で役に立ちます。おすすめです。
4.グローバリズム以後
トッド氏の主張の本質がわかる一冊だと思います。
トッド氏がグローバリズムをどう捉えているのか、いつもの歴史人口学、家族人類学の分析を交えて説明されています。
やはりこういった客観的な視点からグローバリズムに問題点を見出しているのがトッド氏の凄さだと思います。単にイデオロギーとしてナショナリズムを捉えるような言説とは一線を画している。
5.家族システムの起源
中国、日本、インド、東南アジアなどの家族構造に注目し、家族構造は変化しうるものだとした上で、現在発展しているヨーロッパや日本は古代的な家族構造を保持していて、それが却って変化や進歩を促しているのではないか、という主張の本です。
やはり非常に刺激的で面白いですね。家族構造一つでここまで考えられるのか、という衝撃を本著からも受けられます。
何より膨大なエビデンスに裏打ちされているのも凄いですね。トッド氏の発想力が単に優れているだけでなく、学者としての能力の高さも伺う事ができます。
6.「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告
英国のEU離脱を予言した一冊。人口動態を分析し、EUとはドイツが他のヨーロッパの国々を搾取するための組織であること、またその搾取の構造がどうやって維持されているのかが明らかにされています。
個人的には日本の外交を考える上でもとても役に立つ一冊だと思いました。続編もでているそうなので、そちらもぜひ読んでいただきたいです。
・まとめ
以上、エマニュエル・トッド氏のおすすめ本を紹介させていただきました!
やぱりトッド氏の著作を読んでわかるのは、人口動態や家族構造など、あまり注目されていない構造から政治や社会、宗教などが驚くほど理解できるという事。
そしてトッド氏の鋭い着眼点や考察は、やはり読んでいて非常に役に立つなと感じました。
是非ともまず一冊、なにか気になったものを読んでいただきたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!この記事が皆さんのお役に立てると幸いです。