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海底都市

人生に刺激を。

哲学者が哲学をする本当の理由とは

哲学

先日、こんな記事を人気エントリーで見かけました。

fujimura.hatenablog.com

 

私はただの哲学ニワカなのでハーバード大学の方が書いた文章にとやかく言うのも恐れ多いのですが、勇気を振り絞って言うと、これは飽くまで通俗的な理由に過ぎないなと思いました。

 

要するに「哲学ってなんの役に立つの?」という世間一般の方が納得しやすいように書かれたもので、哲学者が哲学をする理由ではないなと。

 

では、哲学者がなぜ哲学をするのかといえば、

 

「やらずにはいられないから」

 

という点に尽きるのではないかと思います。

 

もちろん哲学者と言ってもいろんな人がいますが、

 

少なくともソクラテスプラトンのような古代の哲学者も、カントやデカルトのような近代の哲学者も、ウィトゲンシュタインクワインのような分析哲学者も、

 

主だった哲学者はみんな「やらずにはいられないからやっていた」というような人ばかりで、

 

決して富や名誉のためにやっていた人はいないと思います。

 

もう少し言えば「世のため人のために哲学をする」という哲学者も多分いない。世の中への嫌悪感などを突き詰めて結果として社会を変えた哲学者ならいますが。

 

もっともこれは物理学者や生物学者や法学者など、世間の役に立ちそうな分野の学者も、やはり「好きだからやってる」人が多いと思いますが、哲学は特にその傾向が強いと思います。

 

哲学以外の分野ならば、(建前かも知れませんが)世のため人のためにやっている、というような人はたくさんいますからね。

 

・・・ただし、この記事ではあくまで「哲学者がなぜ哲学をするのか」という事を述べたかっただけで、

 

哲学がビジネスのような俗っぽいもので役に立つのか、あるいは世のため人のために役立つのか、と問われれば、

 

めちゃくちゃ役に立つ

 

と思います。一旦哲学を身に着けてしまうと「俺って今まで何を思って動いてたんだろう?」とわからなくなる程に。

 

その辺の話もまた気が向けば書きたいと思います。