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分析哲学の本・入門書、おすすめの10冊を紹介してみる。

分析哲学というのは今でも哲学の主流の一つですが、具体的にどの人物を押さえて、どの本を読めばいいのかイマイチわからない人は多いハズ。

そこで今回は、分析哲学のおすすめの本を10冊紹介したいと思います。

 

言語哲学大全Ⅰ~Ⅳ

日本に分析哲学を広めた、飯田隆さんの名著です。この本が出るまでは分析哲学を学ぶのは至難の業でした。

分析哲学を本格的に勉強したい、全体像を理解したい人にとっては必読と言えます。このボリュームでフレーゲラッセルから始まり、ウィトゲンシュタインなども押さえ、クワインデイビッドソンまで解説してるのが凄いです。

また、日本を代表する分析哲学者が書いた本なので、的外れなところがない。正しい内容が書かれてあります。

 

まずはこの4冊がオススメですが、もう少しマイルドな入門書や、もっと部分的に勉強したい人におすすめの本を他にも紹介して行きます。

 

分析哲学講義

いきなり言語哲学大全は辛い、という人にオススメです。

著名な人物をよく押さえているので、分析哲学のだいたいの歴史・流れがわかります。なにより分析哲学の魅力が伝わってくるのが非常に良い。

もちろん基礎的な知識も書いてるし、とりあえず入門書として一冊買っておくべき良書です。

 

論理哲学論考

分析哲学を語る上では避けて通れない、ウィトゲンシュタインの著作。後の分析哲学に非常に大きな影響を与えました。

しかし難解だという声が多いです。というか、ウィトゲンシュタインのもう一つの名著「哲学探究」もそうですが、今だに学者の間でも解釈が分かれたりするそうです。

そこでもしわからなかった人は解説書も読んでみるといいでしょう。おすすめはこちら、

上記の論理哲学論考の和訳をした野矢茂樹氏の解説書です。

野矢氏は日本ではかなり有名な哲学者で、他にも論理学の入門書なども書いてますがわかりやすいです。解説が得意で、しかもその裏付けもしっかりした人だと思います。

 

 ・クワインホーリズムの哲学

タイトルの通り、クワインという哲学者の哲学をまとめた本です。

この本を最初に読んだ時は驚いた記憶があります。というのもクワインは20世紀生まれの哲学者で、長い哲学史の中ではかなり新しい人物だと思って身構えていたのですが、そんなクワインの「翻訳の不確定性」などの概念が驚くほどわかりやすく解説されています。

この本を読んで興味を持った人は、本格的にクワインの著作「ことばと対象」などを読んで見るのもいいと思います。

 

クリプキ ことばは意味をもてるか

 こちらもクリプキという今なおご存命の哲学者を解説した本ですが、非常にわかりやすい。

クリプキの哲学は懐疑主義なので、衝撃を受ける人は受けるかも知れません。私もこの本を読んで言語に対する価値観が大きく変わったと思います。

 

以上、おすすめの分析哲学の本を紹介してみました。何かしら皆さんのお役に立てれば幸いです。