Night writing blog.

面白かった本の紹介、あと趣味の事とか。

ガリガリの男がヤンキーと喧嘩になった話。

つい最近の話です。

 

ファミレスで飯を食っていた時の事。

 

近くの席に、金髪でジャージを着た、いかついヤンキーが座っていました。

 

そして私もそのヤンキーも、ほとんど同じタイミングで飯を食べ終わる。

 

さて、両者「そろそろ食ったし帰ろうか」という雰囲気を醸し出す中、そのヤンキーはおもむろに伸びをして、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

という、ちょっと餌付いたような声を出しました(別に大きな声ではなかったです。ギリギリ私の席に聞こえるかどうかという、普通の声)。

 

さて、こういうのは欠伸と一緒で、釣られるものです。

 

私も気持ちよさそうに伸びをする彼を見て、うんと腕を伸ばして、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

という声をあげ、伸びをしました。

 

ここまでは普通の話。欠伸にしろクシャミにしろ、他人につられて出てしまう、というのはよくある事です。

 

ここで終わっておけばなんの変哲もない話だったのですが・・・、

 

なんとそこで、ヤンキーはまたわざとらしく腕を伸ばすやいなや、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

・・・と、またさっきの伸びを繰り返したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負けられねぇ。絶対負けられねぇよ。

 

いきなり私の中で、太古の原始時代のDNAが騒ぎ出しました。お互いに威嚇をして、引いたほうが全てを失ってしまう。

 

私も先祖代々築き上げてきた名誉にかけて、絶対に負けるわけにはいかない。

 

 ここで負けずと私もわざとらしく伸びをしては、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

するとヤンキーも、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

私、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

ヤンキー、

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

「あ゛あ゛っ゛!」

 

こんなやり取りを、6往復ぐらいしたでしょうか。

 

ヤンキーは立ち上がり、普通に会計をして帰ったのです。

 

私は勝利しました。勝利しましたが、虚無感だけが残った

 

結論:争いは何も産まない。