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論理的思考はもう古い?最強の思考法、システム思考の威力!

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おはようございます。

 

突然ですが、学校や会社で「論理的思考が大事だ」という話を聞いたことがある人は多いと思います。

 

しかし、その論理的思考が自分や会社や社会の問題を起こしているとしたら、どうでしょう?

 

今回は論理的思考よりも新しい思考方法、システム思考について解説します。

 

・論理的思考の弱点

 

たとえば、ある父母と娘が車を買うために販売店を訪れたとします。

 

そこで3人はそれぞれどんな車がいいかを意見します。

 

父親は「そろそろ私もいい地位になってきたし、車はステータスなのでカッコいい高級車がほしいな」と言い、

 

免許を取り立ての娘は「この辺は細い道が多いし、軽自動車だと私も運転できるかな」と言い、

 

母親は「おじいちゃんとおばあちゃんの介護の事を考えると、大きめでゆとりのある車がいいわ」と言いました。

 

さて、この3つの意見はどれも論理的なんですよね。論理的なのに全く違う結論が出ている。

 

そして実際どれが1つの意見を尊重すると、必ず他の2人にとっては都合の悪い車を買ってしまい、禍根を残すでしょう。

 

 何が言いたいかというと、「論理性」というのは本来は「自分の考えを他者に伝える時に求められるもの」であって、思考にはあまり向いてないんです。

 

これは日本を代表する論理学者の野矢茂樹先生も言ってます。

「論理的思考力」とか「ロジカル・シンキング」といった言葉がよく聞かれるように、論理とは思考に関わる力だと思われがちである。だが、そこには誤解がある。(中略) 論理力は思考力そのものではない。思考は、けっきょくのところ最後は「閃き」(飛躍)に行き着く。(中略) 思考の本質はむしろ飛躍と自由にあり、そしてそれは論理の役目ではない。(中略) 論理力とは思考力のような新しいものを生み出す力ではなく、考えをきちんと伝える力であり、伝えられたものをきちんと受け取る力にほかならない。

 

引用源:ロジカルシンキング - Wikipedia

 つまり「論理性」というものは必要なんだけども、世にいう「論理的思考」とか「ロジカルシンキング」というのは、身に付けても武器にならないわけです。

 

 そこで「じゃあ何か思考方法を身に着けたい場合はどうすればいいの?」と言えば、ここで今回の本題、システム思考をおすすめします。

 

・システム思考とは

 

さて、ようやく本題ですが、システム思考とは何なのかと。

 

実は一言で「システム思考とはこういうものだ!」と言い表すのは難しいし、もちろんシステム思考に詳しい人達でも説明の仕方はいろいろです。

 

しかし共通するのは「全体を見渡すこと」です。

 

なんでもいいのですが、会社の売上を上げるとか、社会問題を解決するとか。

 

そういう時に、一箇所だけ見て問題を解決しようとしてもうまくいかなかったり、或いは解決したとしても別のところで問題が生じてしまう、というのがシステム思考の考え方です。

 

 そして全体を見て、「この一箇所を変えれば全体に影響するな」というところを探し出す。

 

これがシステム思考の肝ですね。

 

・具体的なやり方①ーパターン図を作る

 

まずシステム思考では、なにか物事を問題視する時、その物事の「パターン」をグラフにして見つけ出します。

 

これは全然難しい話ではなく、要するに「現状を認識する」ということと、「目標をしっかり定める」という事が目的です。

 

まず完成例を出してみるとこんな感じです。

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システム思考では「物事が因果関係によって起きている」と考えるので、横軸を時間軸に、

 

縦軸は変数です。これはもちろん「会社の売上」などでもいいですが、「幸福度」とか「充実感」みたいな心理的なものでもいいです。システム思考では何でも思考の対象になるので。

 

そして赤=これまでの状態緑=このまま進んだ場合青=理想の状態。

 

この3つを書き出します。

 

こうすることで、「まず現状はどうなのか?」と「このまま進んだ場合どうなるのか?」と「これからどうしたいのか?」がはっきりします。

 

これは何をするにしても超重要なことですよね。

 

そして、現在は緑と青の分かれ目だと考えてください。

 

・具体的なやり方②ーループ図を作る

 さて、パターンがわかったら、次に「そのループを生み出しているものはなにか?」を見ていきます。

 

システム論では「因果関係によって物事が起きる」と説明しましたが、具体的にはどう捉えるか。

 

まず「状況」があり、次のその状況を「認知」し、その認知を受けて「行動」し、その行動がまた状況」を変える、という繰り返しとして物事を捉えます。

 

これも実際にやって行きましょう。たとえば企業で「商品が売れない」という問題があって、努力して商品を改良しても売れない!という事をループ図にすると、以下のようになります。

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商品が売れない(状況)

利益が出ない(認識)

商品を見直す(行動)

 

この3つが書き出せていると思います。

 

さて、このループを崩すにはどうすればいいか。単純に「商品を見直しているつもりが改善できてない」という問題が考えられます。

 

しかし例えば「消費者のニーズに合っているはず」「実際に商品の質は向上している」などの条件を満たしていれば、この「商品を見直す」という行動に関しては問題がないように思います。

 

では次に「商品が売れない」という点に問題があるように思いますよね。

 

例えば「宣伝は十分か?」「営業はどうだ?」という点を見直すことができると思います。

 

このようにループ図を見直すと、問題点が浮かびやすくなると思います。

 

・まとめー少しでも感心が出てきた人へ

 

さて、ここまで私なりに一生懸命説明したつもりですが、これはまだまだシステム思考のほんの入り口に過ぎません。

 

また、私の例え話もよくヘタクソだと言われるのでそこも忍びない^^;

 

ただ、システム思考そのものは本当に画期的で、これからの時代はもっともっと広まっていくと思います。

 

実際、最新の科学の手法なども取り入れてる思考方法です。

 

なので、少しでも興味がでてきたという人におすすめするなら、以下の本でしょうか。

 

 

この4冊はわかりやすくて、しっかりシステム思考について知れるのでオススメです。

 

とりあえず興味があるものを1冊買ってみるだけでも、結構世界が広がるんじゃないかと思います。

 

そんなわけでシステム思考について解説してみました。何かしら皆さんのお役に立てれば幸いです。