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古典を読んで思考に深みを!おすすめの本8冊を紹介。

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 おはようございます。

 

よく読書好きの人に「何を読んだらいいですか?」と聞くと、古典の本を紹介される事があると思います。

 

そこで今回は、まず「なぜ古典を読むといいのか?」という事を説明し、それからオススメの古典の本を紹介したいと思います。

 

・なぜ古典なのか?古典をオススメする理由。

古典の本というのは数百年以上、人々によって「これはいい本だ」と読まれ続けてきたものです。

 

それはいろんな時代のいろんな地域で通用する、普遍性がある事になります。

 

 村上春樹ノルウェイの森にも「新書は読まない」タイプの人物が出てきます。

 

彼は僕なんかははるかに及ばないくらいの読書家だったが、死後三十年を経ていない作家の本は原則として手にとろうとはしなかった。そういう本しか俺は信用しない、と彼は言った。

現代文学を信用しないというわけじゃないよ。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」

 

ここで「時の洗礼」とありますが、本というのは世に出ると、内容の薄い本や間違ってる本はどんどん読まれなくなっていきます。

 

その中で古典の本は何百年、何千年も読まれ続けてきた事になるので、それがどれだけ凄い事かわかると思います。

 

また、古典は意外と新しい事を理解する上でも役立ちます。

 

なぜなら新しい事も古典の内容が基本になってたりするわけです。新書の本などを読んでると、古典の内容が「わかってて当たり前」なので省かれてたりします。

 

もちろん古典の内容が否定されてて基本にはなってない場合もありますが、その場合も「なにが否定されて現在のようになったのか?」を知る事によって、新しい事に対する理解も深まります。

 

そして最後に、やはり古典の本というのは教養になります。

 

かなり有名な本が沢山あるので、読んでなければ「あれ読んでないの!?」となる場合が多い。

 

以上の理由で、私は古典の本を強くオススメしたいです。少しでも重要性が伝われば幸いです。

 

ここからは私が「これは絶対読むべきだ!」と思う古典の本を、8冊紹介したいと思います。

 

●おすすめの古典の名著

1.読書について

 私が「何を読めばいいですか?」と聞かれた時にオススメしている本です。

 

読書をするなら必読と言っても良いぐらいの本。まずこの本を読んでるかどうかで長い読書人生に大きな差が出てきます。

 

要するに「読書をする上で陥りがちな罠」を避ける事ができるようになります。

 

表紙は結構難しそうで、岩波文庫という事もあって手を出しにくいと思いますが、読んでみると意外とわかりやすいのでオススメです。

 

2.方法序説

 「近代哲学の祖」と呼ばれる大天才デカルトが、自分の哲学を打ち立てた方法を書いた本です。

 

自分でなにかを考えたり作ったりする上で非常に参考になりますし、人生全体の指針にもなる本だと思います。

 

私も「もう少し早くこの本に出会っていれば・・・」と後悔してる本です。

 

こちらも岩波文庫で多少は難しいですが、短いので通読するのは簡単だと思います。

 

3.君主論

知る人ぞ知るマキャベリの言葉を集めた本です。

 

とにかく実用的な、仕事などで役立ちそうなものを求めるならオススメ。

 

学校などでは教えてもらえないような知識がギッシリ詰まってます。

 

他にもマキャベリの名言集はありますが、大体は「君主論」からピックアップしてるのに対し、

 

こちらは君主論以外にも「政略論」や「フィレンツェ史」などからもマキャベリの有用だけを抜き取っています。

 

4.自助論

明治時代に日本で翻訳され、あの「学問のすすめ」と並んでベストセラーとなった本です。

 

 タイトルの通り、まさしく自分を助けてくれる本です。

 

なにか努力をしなければならない時、困難にぶち当たった時、これだけ助けてくれる本は無いでしょう。

 

私もたまに読み返しますが、その度に見が引き締まります。鉄のような意志を育ててくれる本です。

 

5.老子

中国を代表する思想家、老子の言葉をまとめた本です。

 

老子を一言で言うならば「癒やし」でしょうか。とにかく心が楽になります。

 

上記の「自助論」が頑張りたい時にやる気を貰える本ならば、こちらはつかれた時、無理をしてはいけない時に読んでほしい本です。

 

いつも肩に力が入ってて、無理をしがちな人にはこの本を勧めるようにしてます。

 

6.陰翳礼讃

日本文学を代表する作家、谷崎潤一郎の著作です。小説ではなくエッセイのようなもの。

 

めちゃくちゃ難しそうなタイトルですが、読んでみると普通に読める本です。

 

谷崎潤一郎の建築や食など、日本文化に対するこだわりが書いてあります。

 

小説家の、それも日本を代表する文豪が、日々どんな風に世界を見ているのかがわかって非常に面白いです。

 

谷崎潤一郎の小説は少し読みにくいですが、短いものも沢山ありますし、何より文才が驚異的なのでオススメです。

 

7.こころ

 日本の小説を語る上では外せない、夏目漱石の超有名な作品。もしまだ読んだ事がなければオススメです。

 

まずは何の書評も見ないで読んでほしいと思います。それから色んな人の書評を見ると「こんな解釈もあるのか」と驚くと思います。

 

自分でも読む度に違った感想が得られますし、名著とはこういうものなのかと実感できます。

 

8.蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

やはり日本人に生まれたからには、夏目漱石と並んで芥川龍之介も読んでほしいところ。

 

芥川龍之介といえばなんとなく敷居が高く感じる人が多いと思いますが、作品の殆どは短編なので読みやすいです。これも短編集の一つ。

 

それも「トロッコ」とか「蜘蛛の糸」とか、誰でも名前ぐらいは聞いた事がある有名なものが揃っているのでオススメです。

 

なんだか魔術に掛けられたような、奇妙で驚異的な文才を味わっていただきたいと思います。

 

・まとめ

そんなわけで「古典を読むと良い理由」と「おすすめの古典」を紹介してきました。

 

もちろんここで紹介されてる古典は一部で、他にも優れた名著が沢山あります。

 

また、読書初心者に向けて比較的短いものを選んでいます。なので聖書や資本論など、かなり長編になる名著は紹介してません。

 

なのでこの記事を参考に、古典を読むキッカケになればいいなぁと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!