本多静六とは何をした人?おすすめの本3冊を紹介!
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_Seiroku.jpg
おはようございます。ビジネス書などに興味がある方は「本多静六」という名前を目にする事も多いのではないでしょうか。あまりテレビなどでは聞かない名前なので、「一体どんな人なんだろう?」という疑問をお持ちの方もいると思います。
一言で言うと、日本のものすごい投資家なのですが、単にお金を持っているだけでなく「すごく賢い稼ぎ方をした人物」であると言えます。
今回はそんな本多静六がどんな人物でどんな資産運用をしていたのかという話と、本多静六のおすすめの本を5冊紹介したいと思います。
目次
・本多静六ってどんな人物?
Wikipediaには以下のようにあります。
本多 静六(ほんだ せいろく、慶応2年7月2日(1866年8月11日) - 昭和27(1952年)1月29日)は、日本の林学博士、造園家、株式投資家。日本の「公園の父」といわれる[1]。苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、停年と同時に全財産を寄付した[2]。旧名、折原静六。
要するに本業として林学者や造園家をする傍ら、収入の四分の一を投資していたようです。
そしてすごいのは停年と同時に全財産を寄付したという点。投資に詳しい方ならご存知かも知れませんが、バフェット氏によく似ていますよね。
実際、本多静六を「日本のバフェット」と呼ぶ声も大きいです。
・本多静六の投資法は?
彼の有名な資産運用法には、前述の「収入の四分の一を投資」する他にも「2割利食い、10割益半分手放し」というものがあります。
つまり2割りの利益が出たら利確、10割の利益(つまり株価が2倍)になれば半分を利確し、元本を貯金に回すというものです。
まぁとにかくシンプルですね。シンプルながらも、このやり方をとにかくコツコツ続けていけば巨額の富になる、という話ですね。
・本多静六のおすすめ本3冊!
本多静六の本といえばこの3冊ですね。タイトルを見て分かるように、資産運用について書いた本は一冊で、残りの2冊はそれぞれ人生計画と生活についての本となっております。
「私の財産告白」は投資だけでなく、仕事も含むお金の稼ぎ方全体についての本です。
「人生計画の建て方」はそれよりもっと広く、人生全体をどう過ごすべきかという話。まぁ人生を闇雲に生きるのではなく、計画の必要性がよくわかりますね。
「私の生活流儀」はまさに幸福論のような本です。本多静六のもっとも深い思想的な部分が伺えますね。
・おわりに
さて、こうして見ていると本多静六という人物についてよくわかっていただけたのではないかと思います。
資産が加速度的に増えていくのが投資ですが、一方で時間もものすごく貴重なのが人生。どこで積み上げた富を消費に回すのか、というタイミングが重用です。
そういう意味でバフェット氏もそうですが、人生論や人間性というものが投資では実は必要なのです。その参考として本多静六という人物が評価されているのではないでしょうか。