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悟りの本質に近づく、仏教の絶対読みたい必読本おすすめ6冊。

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おはようございます。今回は仏教のおすすめ本です。

仏教といえばイメージ的にお寺などで修行して学ぶべきもののような気がしますが、実際は著作を通じてても仏陀やいろんな思想家の教えに深く触れる事ができます。

今回はそんな仏教のおすすめ本を紹介して行きたいと思います。

 

目次

 

1.仏教

仏教がどこでどう発展して来たか、という史学的なものも含めつつ、仏教の思想をわかりやすく紹介した一冊。

 まずはこれを読み込んでいただくと仏教の全体像が把握しやすいと思います。

とにかく読みやすいのもポイント。仏教といえば難しいイメージがありますが、そんなイメージを払拭してくれる一冊です。

 

2.原始仏教

原始仏教といえば非常に難解で、数多くの仏典が存在しますが、そんな原始仏教の教えの要点を驚くほどわかりやすく、広く深く掘り下げた一冊。

正直、一冊でここまで解説できるものかと驚きます。とにかく読んでいただきたいのですが、面白くて、腑に落ちる。本当に人生観が変わります。

著者の中村元先生は日本の仏教研究の第一人者なので、是非とも仏教を勉強するならば覚えていただきたい人物です。

 

3.ブッダのことば

ここまで解説書を紹介して来ましたが、ここで実際に仏陀の言葉に触れていただきたい。

仏陀の言葉を直接まとめた、仏教でもっとも古い仏典です。昔の人はこれを手に入れるために命がけで旅をしていたんですね。

しかし本当に素晴らしい言葉です。とにかく執着せず独立独行しろ、という言葉は、いろんなものに執着している現代人に突き刺さります。

私は始めてこの本を読んだ時に涙が溢れて止まりませんでした。

 

4.ブッダの真理のことば 感興のことば

こちらも仏陀の教えを直接記したものだとされています。

「感興のことば(ウダーナヴァルガ)」とは、仏陀が感興を覚えた時に、ふと口にした言葉、という意味があります。

こちらもやはり言葉の一つ一つが突き刺さってきます。是非とも読んでいただきたいです。

 

5.大乗仏教

 大乗仏教の仏典を読んでいくならば、こちらの「大乗仏典」シリーズがおすすめです。私も全て読めたわけではありませんが、少なくともこの第一部の金剛般若経、善勇猛般若経はどちらも翻訳がわかりやすく、内容も素晴らしいです。

大乗仏教とは何か、とは答えるのが難しいですが、原始仏教をよりブラッシュアップしたもの、アレンジを重ねて別物になったものなど、色々あります。どちらにせよ一つの思想として、文化として学んでおくのはすごくオススメです。

 

6.現代語訳 般若心経

いきなり大乗仏典シリーズは敷居が高い人は、こちらの般若心経の現代語訳がおすすめです。単に現代語訳というだけではなく、解説書としての一面もあります。

真言宗の方は法事などでなんとなく読んでいるかも知れない般若心経ですが、本当に素晴らしいですね。たまに量子力学との類似性が指摘されていますが、やはり良いものは時代が進んでも廃れないんだなぁ、という事を感じさせてくれます。

 

・まとめ

 以上、おすすめの仏教の本を紹介させていただきました。

やはりこうして紹介していて思うのは、仏教には思想としての素晴らしさと、実際にお経を読んで風味を味わったり、心が洗われるような、感覚的な素晴らしさがあるなぁということです。

仏教はこの2つを楽しめる分野だと思います。是非とも解説書なりお経なり、まず何冊か読んでいただきたいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!