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物理学を真剣に学びたい方へ、おすすめの本・入門書6選!

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 おはようございます!今回は物理学のおすすめ本の紹介です。

物理学といえばあらゆる学問の中でも「王様」というイメージが個人的にはあります。唯物論的な見方をすれば、自然はもちろん人や社会も物理的な存在だと言えます。

また抽象的でいかにも学問っぽい反面、工学などにも必要不可欠で実用性もあります。

今回はそんな物理学をしっかり学びたい方におすすめの本たちを厳選しました。

学生さんの勉強はもちろん、社会人の方の学び直しにも役立てていただきたいと思います。

 

目次

 

1.はじめて学ぶ物理学

早速ですがメチャクチャおすすめな物理学の教科書。

基礎として必要な部分をしっかりカバーしていて、かつ物理学そのものへの興味も掻き立てられる内容になっています。

何より難しくない範囲で数学が使用されていて、数学を使った物理学のイメージがとてもよく湧く一冊です。

基礎的な部分を固める教科書として高く評価されています。

 

2.すごい物理学講義

とにかくめちゃくちゃ面白い物理学の入門書。まず最初の一冊としてはコチラがおすすめです。

素粒子論や宇宙論など、その辺の「ワクワクする物理学」が好きな人にはぜひとも読んでほしい。最新の物理学を通して、世界の本質に迫っていきます。

とにかくこういう物理学のロマンが伝わってくる本は素晴らしいですね。著書のカルロ・ロヴェッリ氏も偉大な物理学者で、彼の著作が日本語で読めるのもありがたい事です。

 

3.これが物理学だ!

マサチューセッツ工科大学で大人気の講義を本にしたもの。

すごく物理学の講義としては衝撃的で面白い。エネルギー保存の法則など、物理学の主要な概念を伝えるためにこんなに上手いやり方があったのか、と驚かされます。

上記の「すごい物理学講義」とはまた違った形で物理学への興味を掻き立てられる一冊です。

 

4.Newton別冊『学びなおし 中学・高校物理』

本書も中学・高校の物理の学び直しにおすすめ。

「はじめて学ぶ物理学」よりはライトな読み物といった感じ。中高の物理の主要な概念をサクッと復習したい人にピッタリですね。

やはり素粒子論や宇宙論など、物理学のホットなテーマに触れる前にある程度は基本的な概念を押さえておいた方が良い部分もあります。そういった意味では写真や図なども多く、実際の物の動きなどがイメージしやすい点がポイントな一冊です。

 

5.文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る

どちらかと言えば工学的なものを学びたい人におすすめ。

身近にあるものに物理学が応用されているのが非常によくわかります。

単に「物理学は便利だ!」というだけでなく、実用的なものを通して物理学の理論的な部分にも興味が湧くような一冊だと思います。

 

6.物理学とは何だろうか

他の物理学の本とはちょっと違った趣がある一冊。物理学の歴史的な部分を通して物理学の変遷をたどっていきます。

とにかく著者の幅広い知識が素晴らしいですね。「すごい、こんな角度からも物理学を見る事ができるのか!」と驚かされます。

ある意味で科学哲学的な教養が得られる本だと思います。いろいろ物理学が切磋琢磨してきた歴史を見ることで、物理学とは何かが浮かび上がってくる。そんな一冊です。

 

・まとめ

 以上、おすすめの物理学の本を入門書中心に紹介させていただきました。

とにかく今回重視したのは物理学への興味が湧きやすい本、これからの学習に繋がりやすい本たちです。

やっぱり物理学は世界の本質に迫っている感じがとてもワクワクします。でも難しそう、というイメージがある人が多くて、もったいないなと。

この記事を通して少しでも物理学の学習に役立てていただければとても嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました!