最強の心理学!?進化心理学のおすすめ本5冊!
おはようございます!今回は「進化心理学」という分野のおすすめ本を紹介したいと思います。
ちなみにこの進化心理学、とにかく私は最強の心理学ではないかと思います。
というのも汎用性があまりに高すぎるからです。大きくの心理学の本といえば、「〇〇という実験をした結果、〇〇がわかりました」という内容の本が多い。
一方で進化心理学は、起こった問題に対して「これを進化心理学ならばどう分析するか?」というのが一発でわかります。
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目次
1.進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観
「これぞ進化心理学!」という本で、人生全体から日々の意思決定まで、「なぜそうなのか」を進化論的に説明できるようになります。
もちろん個人の問題や意思決定だけでなく、社会や宗教など、もっとマクロ的な視点で「どんな原理で動いているのか」というのが触れられてるのが良いですね。
また単にスッキリ説明されているだけでなく、ある意味で人間の二面性、難しさのようなものにも触れられていて、考えさせられます。
2.進化心理学を学びたいあなたへ: パイオニアからのメッセージ
これはすごい本が出たな、と驚いた著作。すごい数の進化心理学の権威と呼べる学者が、それぞれ自分の進化心理学を紹介してくれます。
この本が素晴らしいのは、進化心理学の奥深さ、懐の深さのようなものを感じ取れる点です。これから学ぶという初学者の方には、まさに興味を掻き立てられる本になっています。
内容的にもそこまで難しくないので、進化心理学についての2、3冊目の本としておすすめです。
3.人が自分をだます理由:自己欺瞞の進化心理学
進化心理学の中でも「自己欺瞞」を中心に、個人の自己決定に重点を置いた一冊。
例えばどういう事かと言うと、人間は他人に対して嘘をつく事もあるが、自分に対しても嘘を付くことがある。それはなぜか?みたいな話です。
やはり一人の人間って「こんなに複雑なんだなぁ」と実感させられる本です。読むと人生で悩みなどがあった時にも必ず役に立つ一冊です。
4.利己的な遺伝子
こちらの「利己的な遺伝子」、本を読まない方でも名前ぐらいは聞いた事があるかも知れません。
非常に有名な本です。実はかなり進化心理学と密接に関わっている内容の本でもあります。というか進化心理学をもっとミクロな分野から捉えたもので、基本的には同じテーマに沿って書かれています。
とにかく「生命の法則」が深く理解できる本です。少し古い本ですが、今でもすごく支持されている歴史的な名著なので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
5.脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ
進化心理学の中でも「脳」に注目した本。なぜ人間が進化する過程で今のような脳になったのか?という、かなり生命の本質的な問いに迫れます。
ただ少し内容としては難し目かも知れません。翻訳も性格ではあるのですが、わかりやすさという意味では微妙ですね。
ただ内容的にはかなり素晴らしい本なので、ぜひともチャレンジしてほしいなと思います。
・まとめ
以上、進化心理学のおすすめの本を紹介して来ました。
まぁご覧の通り、基本的にはかなり新しい本が多いです。実は進化心理学って、人に対しても、社会に対しても、ある意味でこの世界全体に対してもアプローチできる学問だと思います。
という意味で、これからの学問全体の基礎となるような、知のパラダイムを作り上げていく可能性があると思います。そういう意味でものすごく勉強を勧めたい分野ですね。
最後までご覧頂きありがとうございました!