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読書論・読書法の本おすすめ3冊!驚くべき本の読み方!

9b59858edda2d9564ed2ffbe13c0a9f8_s おはようございます!突然ですが、皆さんの中には「本なんてどう読んでも一緒だよ!」と思っている方がいるかも知れません。しかしそれはもったいない! 本は読み方を変えるだけで、身に付き方が全然違うようになってきます。今回はそんな驚きの読書論・読書法の本を紹介させていただきたいと思います。

 

・本を読む本

よく読書家が「世界にはたくさん本があるのに、自分にはごく一部しか読む事ができない!」などと嘆いているのを見た事がないでしょうか? 確かに世界中では大昔から多くの人が本を書き続けているので、一人の人間には1%も読む事ができないでしょう。しかしそれでも、「自分にはどんな本が必要なのか?」と見抜く事ができたり、自分がチェックする本を大幅に増やす事ができれば、「世界中の本を読めない!」と嘆く必要もないと思います。 この「本を読む本」では、数多くの本の中から「自分が読むべき本を見抜く方法」と、読むべきだと決めた本を「とにかく深く読む方法」の2つの方法が書かれています。全ての「読書をする人」へ、最初に読んで欲しい一冊です。

 

・読書について

ショウペン・ハウエルという、超有名な哲学者が書いた読書の本。 実は読書は「読めば読むほどプラス!」といううまい話ではありません。たまに、すごく本を読んでいるはずなのに「この人の話はなにかおかしい」という人に会った経験はないでしょうか? それは実は「読書の罠」にハマっているのです。その大きな罠を、ショウペン・ハウエルは見事なまでに正確に突いています。古い本ですが、今の科学や思想に照らし合わせても正確な内容だと思います。 そして読書の罠を避け、効果を最大化するにはどうすればいいのか。そういう本ですね。

 

・知的複眼思考法

最後に、読書論だけでなく思考全般に関する本ですが、これは必読です。よく大学に入ったばかりの新入生に教授がおすすめする本として有名です。 この一冊に「いい加減な情報に惑わされない方法」「常識に囚われない方法」「正確に物事を見抜く方法」などがギッシリ詰まっています。 きっと読む前と読んだ後では、世界が大きく違って見えるはずです。自分がいかに「自分の頭で考える」という事ができず、流されていたのか。そして自分の頭で考えるにはどうすればいいのか。そういう本ですね。 これは読書をそんなに習慣にする予定がない人でも、生きていく上で絶対重要な知識を得られるので、ぜひ読んでいただきたいとこです。

 

・まとめ

以上、おすすめの読書論の本を紹介してきました。すでに読書にハマっている人も、これから読み始めるという人も、これから多くの本に出会うと思うので、ぜひとも読んでいただきたいです。これらの読書論を知っているか知らないかでは、長い読書歴に大きな違いが出てくると思います。 最後までご覧頂きありがとうございました!

史上最強の将棋指しは誰?候補となる5人の棋士を紹介!

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おはようございます。「日本史上で最強の棋士は誰なんだろう?」というのは、将棋ファンならば誰もが考える事ですよね。

そこで今回は江戸時代から現代まで、幅広く「この人は強いだろう!」という5人の棋士を厳選して紹介します!

「どうせ羽生さんが最強だろう」とお思いの方もいるかも知れません。確かに羽生さんは有力な最強候補ですが、羽生さんに負けず劣らずの伝説を持った棋士の方々を紹介できたのではないかと思います。

 

1.羽生善治

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画像引用元:ファイル:Habu at ISF 2011 03.JPG - Wikipedia

言わずと知れた現代の最強棋士、羽生さんです。

将棋には7大タイトルと呼ばれるタイトル戦があるのですが、その7大タイトルを一人で全て独占した伝説を持ちます。

そして将棋は一つのタイトルを一定期間持ち続けると「永世称号」という称号が貰えるのですが、羽生さんは全てのタイトルで永世称号を持ち、「永世七冠」を達成するという偉業を成し遂げました。

2019年3月現在、トータルで保有してきたタイトルは99期。もうこんな事は無いんじゃないかってぐらい、本当に凄い棋士です。

 

2.大山康晴

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画像引用元:File:New Shogi Champion Yasuharu Oyama 1952 Scan10007.JPG - Wikimedia Commons

 羽生さんと並んで最強の呼び声も高い、「昭和の大名人」こと大山康晴先生です。

合計タイトル獲得数は80期。すでに羽生さんに抜かれてますが、大山先生が全盛期だった頃はタイトルの数が5つだったので、単純比較はできません。事実、タイトルの独占率では大山先生に軍配が上がるそうです。

大山先生は非常に守りが厚く、堅実な気風で、自分はミスをせず相手のミスを誘うことで勝つような気風だったと言います。また、盤外戦術も有名で、他の棋士に「大山には勝てない」と思わせるような指し方をしていたそうです。

 

3.升田幸三

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画像引用元:升田幸三|棋士データベース|日本将棋連盟

大山康晴先生をもっとも苦しめた棋士。羽生さんも「指してみたい棋士は?」と質問を受けた時に「升田先生」と答えたそうです。

升田先生といえば二つの有名なエピソードがあります。一つは「名人に香車を引く」です。13歳の時に棋士を目指して家出した升田先生ですが、実家にあった物差しの裏に「この幸三、名人に香車を引く」と書き残します。

香車を引く」とは、将棋で香車という駒を落として指すハンデです。つまり名人相手にハンデを背負って戦ってやる、という意味です。

そしてこの夢物語みたいな話が現実になります。当時、王将戦は七番勝負だったわけですが、この七番勝負で星に3つ差が付くと香車を引いたハンデ戦になるルールでした。

そして升田先生はあの大山先生に3連勝で黒星を3つ付け、しかも4戦目に香車を引いて実際に勝利します。これはものすごい偉業です。

そして升田先生の伝説といえばもう一つ、GHQでの論戦です。戦後、将棋を廃止しようとしたGHQに呼び出されたわけですが、そこで升田先生はGHQ側を言い負かして将棋を守ります。

この2つの伝説がすごく有名ですね。合計獲得タイトル数は7期と、羽生・大山の両氏と比べれば大きく見劣りしますが、病弱で体調不良が多かった事、戦争で徴兵されていた期間もある事を考えると、やはり獲得タイトル数以上の実力と魅力ある棋士だったのではないかと思います。

 

4.木村義雄

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画像引用元:File:Yoshio Kimura Shogi 1951 Scan10012-2.JPG - Wikimedia Commons

将棋の名人位はかつては世襲制だったのですが、実力制になって初めての名人がこの木村義雄です。その後、実力制になって初めての永世名人の称号も手にします。

あまりの強さで当時の著名な棋士を軒並み倒してしまい、その様子は「常勝将軍」とも呼ばれました。

そして大山先生や升田先生が台頭してくるまで将棋界の最強であり続けたので、間違いなく一時代を築いた人物と言って良いでしょう。

また、将棋連盟の会長も務め、現代の将棋界の基礎を築いた人物の一人と言っても過言ではありません。

 

5.天野宗歩

江戸時代末期の将棋指し。当時の名人位は世襲制だったので名人にはなれず、段位も七段止まりでしたが、あまりの強さに「実力十三段」と呼ばれました。

また「棋聖」とも呼ばれ、現在の将棋のタイトル「棋聖戦」はこの天野宗歩に由来するものとなっています。

残っている棋譜の多くは駒落ちとなっていて、当時の宗歩の実力がいかに抜きん出ていたかがわかります。

今でも「上手くなりたければ宗歩の棋譜のみを並べろ」と信奉する人がいたり、羽生さんを始め現代のプロ棋士も宗歩を高く評価していたりと、伝説的な棋士とされています。

 

・まとめ

 以上、5人の棋士を紹介してみました。

こうして見てもやっぱり羽生さんは抜きん出ていますが、単に獲得タイトル数では表せないような、魅力ある棋士が沢山いる事が伝えられれば幸いです。

なにかこの機会に、将棋の歴史に少しでも興味を持っていただける人が増えればなぁ、と思っております。最後までご覧いただきありがとうございました!

焼酎のおすすめ銘柄30選。原料ごとの特徴や飲み方も解説。

f:id:kumakuma30:20181219134259j:plain 最近、若い人や女性にもすごい勢いで人気が広がっている焼酎。お酒の中でも最も深くて豊かな味わいがあるとの声も高いです。

今回はそんな焼酎の芋、麦、米といったそれぞれの種類ごとの特徴と、美味しい飲み方、そしておすすめの銘柄を3種類それぞれ10本ずつ紹介させていただきたいと思います。

 

目次

 

○焼酎の原料ごとの特徴

まず、味の特徴だけをザックリとまとめると、以下のようになります。

芋焼酎:芋のフルーティな甘みと香りが特徴。クセが強めのものが多い。

麦焼酎:香ばしい。銘柄によって味の幅が広いが、飲みやすいものが多い。

米焼酎:スッキリしていて飲みやすい。日本酒に近い。

一言で表すならこんな感じですね。もちろん全体の「傾向」なので、スッキリした芋焼酎も中にはありますし、ちょっとクセが強い米焼酎もあります。 され、それぞれの特徴をちょっと詳しく見ていきましょうか。  

 

芋焼酎の特徴

f:id:kumakuma30:20181220154229j:plain 芋焼酎とはサツマイモから作られる焼酎なのですが、サツマイモの中でも「黄金千貫」という品種の芋がもっともよく使われます(写真の白いやつです)。 黄金千貫は他のサツマイモよりでんぷんが多く含まれていて、香りが出るので焼酎の原料にピッタリなんですね。

その他、ジョイホワイトという焼酎専用に品種改良された芋や、焼き芋によく使われる紅さつまを使った銘柄もあります。 ジョイホワイトは焼酎のために品種改良されたとあって、とてもフルーティで、それでいて臭みがないです。 紅さつまはその名の通り、鹿児島産の焼酎によく使われていて、芋本来の甘みが楽しめます。  

 

麦焼酎の特徴

f:id:kumakuma30:20181220191843j:plain オオムギから作られる麦焼酎。焼酎の中でももっともシェアが大きいお酒です。

もともと麦焼酎はかなりクセが強く、通が好むお酒というイメージだったのですが、製法技術の向上によって麦の香ばしさを残したままスッキリした飲み口のお酒が作られるようになりました。

今では日本酒初心者さんにとてもオススメできますし、飲み慣れてきた通にも愛されるお酒も揃ってますね。  

 

米焼酎の特徴

f:id:kumakuma30:20181220204023j:plain 米焼酎は日本酒と同じく米が原料で、製造方法が異なるだけなので、やはり日本酒に似た味になってます。

ただし、日本酒では雑味として切り捨ててしまう部分を、米焼酎は甘みや香りを重視して残しています。それが違いですね。

非常に米本来の甘みと香りが楽しめるお酒で、産地によって味も違うのが面白いところです。  

 

○美味しい焼酎の飲み方

f:id:kumakuma30:20181221013041j:plain 焼酎の飲み方といえば、基本的にはロック、お湯割り、水割りの3つです。それぞれの作り方や、味の特徴について解説していきます。

 

・ロック

ロックはグラスに大きめの氷を入れて焼酎を注ぎ込んで作ります。氷で冷やす事で味がキュッと引き締まりますし、爽やかな飲み心地になります。 焼酎本来の味や香りがもっとも楽しめる飲み方なので、初めて飲む銘柄では最初にロックで試すのがオススメです。

家で飲む場合、水道水で作った氷はカルキの匂いがしてしまいますので、なるべく市販のロックアイスを使いたいところです。  

 

・お湯割り

お湯割りの作り方は、まず耐熱のコップなどにお湯を入れて、後から焼酎を入れます。焼酎とお湯の比率は6:4がポピュラーですが、お好みで調節してください。 お湯割りは焼酎の香りがとても際立つ飲み方だと思います。梅干しを入れて飲むのも美味しいです。  

 

・水割り

水割りは、まずグラスに氷をたっぷりいれて、先に焼酎を注ぎます。そして後から水。こちらも比率は焼酎と水が6:4ぐらいですが、お好みに合わせて調節しましょう。

水割りはロックと比べて薄い分、味がまろやかで柔らかくなりますね。飲みやすいです。

 

以上、3タイプの飲み方を紹介しました。他にも前割りやソーダ割りなど、いろんな割り方がありますが、基本的にこれだけ押さえておけば焼酎は十分楽しめると思います。 この3つの飲み方の中から、自分の好きな飲み方を見つけたり、あとは季節やシチュエーションなどによって使い分けるのがオススメです。寒いところでお湯割りを飲むと本当に絶品ですし、夏は水割りを飲むとスカッとします。 さて、品種ごとの特徴と飲み方を見てきたところで、芋、麦、米それぞれの焼酎のおすすめの銘柄を紹介していきたいと思います。  

 

芋焼酎のおすすめ10選!

・魔王

非常にポピュラーな芋焼酎。焼酎の銘柄をサッパリ知らないという方でも魔王は聞いた事があるのではないでしょうか。魔王、森伊蔵、村尾の3本は「3M」と呼ばれています。 味の特徴はとにかく「まろやか」です。いかにも芋焼酎!という感じではなく飲みやすい。初心者から通まで幅広く愛されるお酒です。  

 

・三岳

屋久島の水で作られた芋焼酎。非常にリーズナブルで美味しくて、まさに「コスパ最強」という焼酎です。 味はクリアで飲みやすく、上品な芋の香りがします。とてもフルーティです。 ロックで飲んでも良いのですが、個人的にはお湯割りがオススメです。

 

赤霧島

赤霧島も非常にリーズナブルで美味しく、知名度も高い銘柄ですね。 原料にムラサキマサリという紫芋が使われていて、とても甘みがあるのが特徴です。 余談ですが紫芋は抗酸化作用が高く、老化防止や目に優しいなどの効果があり、血液もサラサラになります。日々の晩酌に飲むと健康的ですね。  

 

伊佐美

「焼酎発祥の地」と呼ばれる鹿児島県伊佐で作られている焼酎。明治32年創業の甲斐商店が100年以上作り続けている銘柄です。 元祖プレミア焼酎とも呼ばれるように、非常に長い間人気を誇っているお酒ですね。 味はまさに「これぞ芋!」という感じ。コクがあって飲みごたえがあり、芋の香りもとても豊かですね。

 

・佐藤

佐藤の焼酎は全部で3種類あり、芋焼酎の「黒」と「白」、麦焼酎の「麦」に分かれています。 どれもそれぞれ美味しいのですが、黒は強いコクと香りが口の中に広がりながらも、キレが良く後味はスッキリしている、とても豪快な焼酎です。 白は黒と比べて軽くて飲みやすい感じですね。麦は芋焼酎が苦手な方にオススメです。  

 

・もぐら

「もぐら」というかわいい名前の焼酎ですが、名前に反して味は本格派です。 とても”芋感が強い”焼酎だと思います。無濾過仕立ての濃厚な芋の味がして、香りもフルーティ。 芋焼酎のクセが好きな人が飲むとハマる一本ですね。  

赤兎馬

ノーマルの赤兎馬は有名なので、今回はこちらの紫の赤兎馬を紹介したいと思います。 紫芋と黄金千貫を両方使用した焼酎で、これが非常にマッチしています。相乗効果が発揮されていて、独特で豊かな芋の香りがしますね。 オススメの飲み方はロックです。紫芋の風味がより引き立ちます。  

 

・宝山

芋焼酎ブームの火付け役となった一本。臭みがなく、爽やかな味と香りがする宝山の焼酎は、多くの人の「芋焼酎はクセが強い」という認識を一変させてくれました。 現在でもかなりマイルドで飲みやすい部類の焼酎で、根強いファンがいますね。 農場では今でも34種の芋が栽培されているそうで、味の向上に余念がない蔵元だと思います。  

 

・古秘

まろやかでスッキリしていて飲みやすい一本。芋独特のクセが少なく、しかし味や香りはしっかり活きていて、丁寧で上品な焼酎に仕上がってます。 リーズナブルな値段ながらも素材の一つ一つに拘っていて、他の銘柄と比べてそこまで有名ではないですが、なかなか隠れた名酒と呼べるのではないでしょうか。 一緒に食べているお料理の味を引き立ててくれるような、そういう佇まいがありますね。  

 

・侍士の門

「幻の米」と呼ばれる白玉米の麹米を使っている焼酎。 こちらも他の銘柄に比べてそこまで知名度が高いという印象はありませんが、飲んでいる人からは「あまり他の人に教えたくない!」と言われるような、隠れた名酒だと言えます。 味が本当に澄み切っていて、なかなか芋焼酎では味わえないような透明感なんですよね。とても美味しくてやみつきになります。  

 

麦焼酎のおすすめ10選!

・中々

非常に人気の麦焼酎。自家栽培の原料が使われていたり、かめや木桶などの昔ながらの道具を使って丁寧に作られた一本。 味は「麦の良さが最大限に引き出されている」という感じです。とてもライトで飲みやすく、麦の香ばしい香りが漂います。 麦焼酎の初心者にももちろんオススメですし、通でもかなり好む人が多いですね。  

 

百年の孤独

原酒の「中々」を樽で長期貯蔵した焼酎。正直、驚くほど美味しいです。 不思議と「中々」とは大きく違う焼酎に出来上がっていて、すごく濃密なコクがあります。そして芳醇でフルーティな香りも堪りません。 間違いなく最高レベルの麦焼酎だと思います。ネーミングの話題性も良しですね。  

 

・夢見る力

こちらも長期貯蔵で熟成させた焼酎。とてもまろやかで美味しいです。 なぜ長期熟成させたお酒が美味しいのかというと、熟成に使われる「樽」は実は通気性があり、適度にお酒が空気と触れ合う事で、成分が変化していくんですね。これを「お酒が呼吸している」とも言います。 この「夢見る力」もコクがあって、特に甘みが強いです。ハイボールなどと割るのもオススメです。  

 

・佐藤

佐藤シリーズの麦焼酎です。他の佐藤と同じく非常に人気の一本です。 よく「麦チョコの香り」と言われるように、とてもライトで甘い味と香りがあります。 ロックや水割りにすると甘さが引き立ってオススメです。疲れた時なんかにゆっくり飲みたいですね。  

いいちこ

いいちこ」も焼酎を飲んだことがない人でも聞いた事のある銘柄ではないでしょうか。とてもポピュラーな麦焼酎ですね。 味の特徴としては「まろやか」で、あまりクセがありません。大衆向けのお酒らしく「飲み飽きる」という事がない味ですね。 悪酔いもしにくいと思います。少々飲んでもすぐスッキリできる味です。  

 

・ニッカ・ザ・麦焼酎

ニッカと言えば洋酒が有名で、特にウイスキーの製造物語はドラマにもなりましたね。 しかし焼酎のような和酒もかなり美味しいです。やはり洋酒独特の製造工程が焼酎にも反映されてるようで、なかなか独特な飲み心地があります。 樽の香りがやさしく広がる、やさしい一本に仕上がっていると思います。  

 

・兼八

いかにも本格派という感じの麦焼酎。麦の良さが存分に引き出されていて、甘い口当たりと香ばしい麦の香りが堪りません。 非常に「深みがある」という言葉がピッタリの焼酎です。伝統のある蔵元なので、独自の製法で味や香りを引き出す術を知り尽くしている感じがします。 焼酎を飲み慣れた方へのプレゼントとしても失敗しない一本ですね。  

・初代 百助

1894年(明治27年)創業というトンデモナイ歴史がある蔵元のお酒。創業者の名前を取って「百助」という銘柄にしたそうです。 日本で初めて減圧蒸留という、今ではどこの蔵元も使っているすごい技術を取り入れた蔵元です。 味はすごく「バランスがある」という仕上がりです。味も香りも軽すぎる事はなく、かといってクセが強いという程でもない。そこそこ焼酎を飲み慣れてきて、徐々にクセが強いものも試してみたい、という方にオススメです。  

 

・麹屋伝兵衛

41度と、焼酎の中でもすごく高いアルコール度数を誇ります。 しかしロックでもまろやかな味で、樽のやさしい香りもする、美味しい一本です。長期貯蔵によってお酒の良さが引き立てられていますね。 もちろん飲んでいると思った以上に早く酔うので、お酒の強さに自信がない方は水割りがおすすめです。  

 

・閻魔

琥珀色がとても綺麗な焼酎。真っ赤なラベルとのコントラストがとてもオシャレです。 すごく爽やかな甘味がします。樽の独特な香りも強調されていて、人によってはすごく癖になるので熱心な愛飲者も多いですね。 プレゼントなどにもよく好まれる一本です。  

米焼酎のおすすめ10選!

・吟香鳥飼

米焼酎はこれしか飲まない!」という人も居るほど根強い人気の吟香鳥飼。 とにかく香りが素晴らしい。「これが米の香りか!」というのがハッキリわかるほどフルーティです。 味もまろやかで甘みがあり、かなりレベルの高い仕上がりになってますね。  

 

・宜有千萬

日本酒の八海山と同じ蔵元が作っていて、製法技術も八海山に近い一本。 米焼酎は日本酒に近い味と風味を持つものが多いですが、その中でも特にこの宜有千萬は日本酒に近いですね。 普段日本酒を飲み慣れていて、焼酎もちょっと試してみたい、という人への導入にピッタリです。  

 

・獺祭

獺祭は非常に有名な米焼酎ですね。普段焼酎を飲まない人でも知っている方は多いと思います。 酒米として高く評価されている山田錦を原料にした焼酎で、本当に美味しいお米を食べた時を思い出すような、豊かな甘味と柔らかさがあります。 香りが爽やかで癖が少ないので、こちらも米焼酎を初めて飲む方におすすめです。  

 

・川辺

原料のお米にとても拘った米焼酎。川辺川という清流の伏流水と、その流域村で採れた「ひのひかり」というお米を使っています。水と米の性質が非常に近いという事で、それが製法過程でとても上手く馴染むんですよね。 とにかくまろやかで、透き通るような飲み心地が特徴です。新鮮な感じがする焼酎ですね。  

 

十四代

香りにとにかくこだわったのかな、という印象の一本で、非常にフルーティで豊かな香りがする一本です。 味は香りを引き立てるような、スッキリとしていてまろやかな口当たりが特徴です。 ハマる人はとてもハマる一本だと思います。チーズなどのおつまみともマッチする独特な一本ですね。  

 

・ブラックストーン

ブラックストーン!というカッコいい英語の名前ですが、普通に日本の焼酎です。 秋田の米と水で作られた酒をゆっくり熟成させた一本。とても日本酒に近くて、優しい味がします。 アルコール度数は41%と高いので飲み過ぎは注意です。しかしロックで飲むのが一番美味しいので、ちびちびと少しずつ飲みたいですね。  

 

・しろ

3種類の「しろ」を飲み比べられるセット。どれも米焼酎ですが個性があって、「同じ米焼酎でもこんなに味が違うのか」と実感できるようになってます。 銀しろは「いかにも米焼酎!」という感じで、米の旨味が活かされています。ノーマルのしろはまろやかでスッキリしていて飲みやすい。 金しろはかなり複雑なブレンドがされていて、味に厚みがあり、香りも華やかです。  

 

・メローコヅル・エクセレンス

こちらも洋酒っぽいですが思いっきり日本の鹿児島の焼酎です。ラベルがオシャレですね。 1883年(明治16年)創業で、140年ぐらい製法技術の向上と素材の厳選を続けて作った酒を、長期熟成させたものです。やはり味も香りもとても深みがあって、しかも飲みやすいですね。 世界的にもすごく評価されてて、もっと知られてもいい隠れた名酒です。値段も手間暇の割にとてもリーズナブルです。  

 

・白岳

米焼酎特有の雑味をなるべく取り除いた、とてもまろやかでスッキリした日本酒。 「翌日に残らない」と言われるように、悪酔いしにくく二日酔いになりにくい酒です。 40度なので飲み過ぎは注意ですね。毎日の晩酌に一杯、という日々の楽しみにおすすめです。  

 

巌窟王

黄麹や香り酵母など、なかなか焼酎では他にはない原料で作られている一本。仕込み方も清酒と同じと、かなりユニークですね。 日本酒でも焼酎でもない、独特な味と香りがするのですが、これがなかなかやみつきになります。 新感覚の焼酎という感じなので、ぜひ一度試していただきたいですね。  

 

・まとめ

以上、焼酎の種類ごとの特徴と、美味しい飲み方と、おすすめの銘柄を紹介して来ました。 まぁそれなりに名前の聞く焼酎はほとんどカバーできたのではないかなと思います。お店などで頼む時にもお役に立てると嬉しいです。 最後までご覧頂きありがとうございました!何かしらこの記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。