戦国時代で最強の軍師は誰!?最も頭が切れた知将・策士トップ5位!
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おはようございます。大河ドラマや歴史小説、はたまたゲームまで、戦国時代を扱った作品でいつも目を引くのは「軍師」ですよね。
常に冷静で、知能一つで状況をひっくり返してしまう様は、作品の見せ所と言えます。
今回は「戦国時代でもっとも頭が良かった軍師って誰なの?」というのを紹介する記事です。
目次
・そもそも「軍師」とは何なのか?
軍師(ぐんし)は、軍中において、軍を指揮する君主や将軍の戦略指揮を助ける職務を務める者のことである。このような職務を務める者は東アジアにおいては古代から軍中にみられたが、ヨーロッパでは近代的な軍制において参謀制度が確立するまで制度としては存在しなかった。 知将、策士などとも言われる。
つまり、もともと軍師とは合戦中にのみ作戦を考えたり大将にアドバイスをする、まさに「参謀」のような役割が本来の意味です。
しかし日本で「軍師」と言えば、合戦中に限らず内政や外政など、幅広い分野で主君にアドバイスを与える、「とにかく頭がいいNo.2」というような使われ方をしています。
実際、何をするにも非常に頭が切れていて、常に主君にアドバイスをしていた家臣というのはたくさん存在します。今回はそういう意味での「軍師」を対象に、もっとも頭が良かったのは誰かを決めていきたいと思います。
・戦国時代で最強の軍師トップ5位!
5位 直江兼続
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まさに知将であり忠臣であり、いかにも軍師という人です。
幼少期に上杉景勝の母・仙桃院に見込まれ、景勝の近習に取り立てられます。そしてその後、死ぬまで景勝に仕える事になります。
御館の乱の後、上杉家の当主となった景勝は「上田衆」と呼ばれる面々を重用して行きます。この中に兼続も入っていました。その後も名門である直江家を継いだり、天正壬午の乱や新発田重家の乱などの動乱の中で功績を上げ、徐々に筆頭家老としての地位を確固たるものにして行きます。
上杉家が豊臣家に臣従するようになると、佐渡平定、小田原征伐、文禄・慶長の役などでも大活躍し、豊臣秀吉からも高く評価されるようになります。
その後、豊臣秀吉が死亡すると、天下人の後継者争いとして石田光成と徳川家康が対立を始めるようになります。世に言う「関ヶ原の戦い」です。この時に直江兼続は「直江状」という徳川家康をボロカスに批判する手紙を書き、全国にバラ撒いて家康に宣戦布告した事で有名です。
しかし関ヶ原では三成率いる西軍が負けてしまいます。兼続は徳川家に謝罪。その後は、上杉家と徳川家の関係改善や、上杉家の内政を整える事に奔走する事になります。
こうしてみると、世間では名軍師として知られている人物ですが、実質的に家内を取り仕切って執政にも近い形だったと言えますね。しかしそれでも謀反などを起こさなかった忠誠心が凄いところです。
4位 竹中半兵衛
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言わずと知れた名軍師。軍師と言えば竹中半兵衛が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
最初、半兵衛が従えていた斉藤家は、織田信長の侵略に悩まされていました。それでも当主が斎藤義龍の時代はよく凌いでいたのですが、その息子の斎藤龍興は当主を継いだ時点でまだ幼く、家臣内に動揺が広がります。
それを見た信長はもちろん斎藤家を攻めますが、半兵衛の戦術によってこれを撃退します。
しかしその後も龍興は酒に溺れ、内政に励もうとせず、優秀な家臣たちも冷遇したりします。それを諌めようとした半兵衛は、わずか16人の手勢で稲葉山城を乗っ取ってしまいます。
そして龍興を反省された後に城を返すも、やはり斎藤家は上手く行かず滅亡。その後は半兵衛は浪人生活を送っていました。
その半兵衛を信長が家臣にしようと思い、豊臣秀吉を使いに出します。その時、なんと秀吉の器量を見抜いて彼に従える事を決意。これが有名な「三顧の礼」です。
その後も信長包囲網を打開するために調略面で活躍したり、秀吉の中国遠征でも活躍したりしますが、病に倒れてその途中に死亡します。
ものすごく頭のいい人物だったというのは伝わりますが、やはり寿命が短く活躍してる期間も短いので、この順位となりました。
ちなみに黒田官兵衛との関係は、信長に謀反を起こした荒木村重という人物がいました。その荒木村重に考え直すように説得する役目として官兵衛が送られたのですが、そこで官兵衛は村重に捕まってしまいます。
それを信長は官兵衛も村重と共に寝返ったと誤解。そして官兵衛の息子の首を差し出すように言いますが、ここで半兵衛が機転を利かせて偽の首を差し出し、官兵衛の息子を救います。
後に助け出された官兵衛ですが、その時には半兵衛はもう亡くなっていました。官兵衛は非常に感謝して竹中家の家紋を使うようになったという話です。
こういうエピソードがありますが、二人が生きてる間に秀吉のもとで一緒に仕事した期間は、そう長くは無かったと思います。創作のように二人で連携を取っていた場面もあるとは思いますが、まるでコンビのような関係だったわけではないですね。
3位 太原雪斎
もしかすると名前を知らない人もいるかも知れませんが、実はめちゃくちゃ凄い軍師です。
今川義元の教育係も勤め上げ、義元が当主になってからも敏腕を振るいました。
今川義元といえば桶狭間で織田信長に敗れたという印象が強いですが、実は武田信玄や北条氏康も一目置いていた名将です。なぜ信長に負けたのか、というのは非常に難しい話なので、機会があれば記事にします。
ともかく今川義元は信長に負けなければ上洛を果たしていて、天下人になる可能性すらあった名将なのです。そしてその上洛の可能性を作ったのが「甲相駿三国同盟」と言われる同盟です。
これは甲斐の武田信玄、相模の北条氏康、そして駿河の今川義元の3国がそれぞれ同盟を組み、上洛中に留守になる今川家の領内に手を出させないための同盟です。
この同盟は、武田家にとっては海に出るルートが閉ざされ、北条家に取っては上洛路が閉ざされるので、今川家にもっとも有利な同盟だったと言われていますが、それを善徳寺でまとめ上げたのが雪斎です。
なんだかアッサリと書いてしまいましたが、武田信玄や北条氏康という名将相手にここまでの同盟をまとめ上げるのはめちゃくちゃ凄い話ですね。
臨済宗の僧侶でもあり、当時としては教養そのものだった宗教にも深く通じていたという事で、まさに君主を支えた知将と言えます。
2位 黒田官兵衛
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言わずと知れた大軍師。豊臣秀吉を天下泰平へと導き、秀吉没後も猛威を奮った名将。
この方のエピソードを上げていくとキリがないですが、今回は2つ紹介したいと思います。
一つはやはり「中国大返し」です。秀吉は中国遠征の最中、本能寺の変で明智光秀が謀反を起こし、織田信長が討ち死にした情報を真っ先に入手する事ができました。
悲しみに暮れていた秀吉ですが、ここで官兵衛が有名なセリフ「ご武運が開けましたな」と告げ、真っ先に信長の敵を取るように進言します。そして実際に毛利と和睦を結び、撤退するまでの流れを主導したのも官兵衛だったと言われています。
まさにこの官兵衛がいなければ秀吉が天下を取る事も難しかったでしょう。
そしてもう一つのエピソードは、関ヶ原の戦いの最中です。官兵衛は関ヶ原が長引くことを予想し、本戦にはあえて参加せず、兵を集めて九州で領土を広げようとします。
これがものすごいスピートで、予定通り関ヶ原が長引いていれば、九州を統一した官兵衛が海上を封鎖し、徳川家康に対抗できる勢力になっていたかも知れないのです。
つくづく、チャンスを活かすのがものすごく上手い武将ですね。
しかしこの目論見を破ったのは、なんと官兵衛の息子の黒田長政です。彼は関ヶ原に参加し、あの小早川秀秋や吉川広家が寝返るように凋落した本人だとされています。
これによって関ヶ原の戦いは早期に決着が付いてしまいました。
その後、長政が官兵衛に「家康様が私の片手を取って喜んでくれた!」と報告したのですが、官兵衛は「その時、もう一つの手は何をしていた(その場で家康を刺せばよかったのに)」と言ったそうです。
この2つのエピソードだけでもいかに官兵衛が頭の切れる人物だったのか、伝わればいいなーと思います。堂々の2位です。
1位 本多正信
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さてさて、魅力的な軍師がたくさんいる戦国時代において、すごく迷いましたがこの人が1位です。最終的に徳川家康に天下を取らせた知将、本多正信さんです。
この人はとにかく、人生が面白い。まず家康の鷹匠として取り立てられながら、一向宗だったので一向一揆という一揆に参加します。
その後、家康の領地・三河を飛び出し、各地を放浪。なんと戦国一腹黒い男として知られる松永久秀に従えていた時期もあったそうです。
久秀は正信を「徳川の侍を見ることは少なくないが、多くは武勇一辺倒の輩。しかしひとり正信は剛にあらず、柔にあらず、卑にあらず、非常の器である」と評価しています。
そもあれ、そんな紆余曲折が下積みとなったのか、徳川家に帰参してからは大活躍をします。まずはあの伊賀越に付き従い、家康の命を守りきります。
その後は家康の領地となった旧武田領の統治を担当し、見事に旧武田家の家臣たちを取り込みます。戦国最強とも言われていた彼らが徳川家でも将兵ともに活躍した事を考えると、これは大きな功績ですよね。
関ヶ原では秀忠にあの真田を無視して通り過ぎるように進言しましたが、聞き入れられず。結果、秀忠は大遅刻をし、家康に激怒される事態になってしまいます。
家康の将軍就任についても朝廷と交渉したのは正信だとされています。
このように内政・合戦、どちらもセンスがあり、家康に「友」と呼ばれているほど慕われていたのを見るに、きっと細かく堅実なアドバイスを日々出していたというのが推測できますね。
さて、更に凄いのが家康が幕府を開いてからです。正信は家康の側近となり、実質的に幕政を取り仕切っていたとされます。そして大久保長安や大久保忠隣を失脚させたのも正信だとされています。
ともかく、あの260年も続いた幕府の基礎を作ったのは、本当に日本史にとっても大きな働きをした人物だと思います。なので1位にさせていただきました。
・まとめ
以上、飽くまで一人の歴史好きの主観ではありますが、最強の軍師ランキングを作らせていただきました!
やっぱり今回の記事を書くにあたって改めていろいろ調べてみましたが、やっぱり戦国時代の軍師は魅力的ですね。他にも紹介したかった軍師が沢山いるので、機会があれば加筆して行きたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
史上最強の将棋指しは誰?候補となる5人の棋士を紹介!
おはようございます。「日本史上で最強の棋士は誰なんだろう?」というのは、将棋ファンならば誰もが考える事ですよね。
そこで今回は江戸時代から現代まで、幅広く「この人は強いだろう!」という5人の棋士を厳選して紹介します!
「どうせ羽生さんが最強だろう」とお思いの方もいるかも知れません。確かに羽生さんは有力な最強候補ですが、羽生さんに負けず劣らずの伝説を持った棋士の方々を紹介できたのではないかと思います。
1.羽生善治
画像引用元:ファイル:Habu at ISF 2011 03.JPG - Wikipedia
言わずと知れた現代の最強棋士、羽生さんです。
将棋には7大タイトルと呼ばれるタイトル戦があるのですが、その7大タイトルを一人で全て独占した伝説を持ちます。
そして将棋は一つのタイトルを一定期間持ち続けると「永世称号」という称号が貰えるのですが、羽生さんは全てのタイトルで永世称号を持ち、「永世七冠」を達成するという偉業を成し遂げました。
2019年3月現在、トータルで保有してきたタイトルは99期。もうこんな事は無いんじゃないかってぐらい、本当に凄い棋士です。
2.大山康晴
画像引用元:File:New Shogi Champion Yasuharu Oyama 1952 Scan10007.JPG - Wikimedia Commons
羽生さんと並んで最強の呼び声も高い、「昭和の大名人」こと大山康晴先生です。
合計タイトル獲得数は80期。すでに羽生さんに抜かれてますが、大山先生が全盛期だった頃はタイトルの数が5つだったので、単純比較はできません。事実、タイトルの独占率では大山先生に軍配が上がるそうです。
大山先生は非常に守りが厚く、堅実な気風で、自分はミスをせず相手のミスを誘うことで勝つような気風だったと言います。また、盤外戦術も有名で、他の棋士に「大山には勝てない」と思わせるような指し方をしていたそうです。
3.升田幸三
画像引用元:升田幸三|棋士データベース|日本将棋連盟
大山康晴先生をもっとも苦しめた棋士。羽生さんも「指してみたい棋士は?」と質問を受けた時に「升田先生」と答えたそうです。
升田先生といえば二つの有名なエピソードがあります。一つは「名人に香車を引く」です。13歳の時に棋士を目指して家出した升田先生ですが、実家にあった物差しの裏に「この幸三、名人に香車を引く」と書き残します。
「香車を引く」とは、将棋で香車という駒を落として指すハンデです。つまり名人相手にハンデを背負って戦ってやる、という意味です。
そしてこの夢物語みたいな話が現実になります。当時、王将戦は七番勝負だったわけですが、この七番勝負で星に3つ差が付くと香車を引いたハンデ戦になるルールでした。
そして升田先生はあの大山先生に3連勝で黒星を3つ付け、しかも4戦目に香車を引いて実際に勝利します。これはものすごい偉業です。
そして升田先生の伝説といえばもう一つ、GHQでの論戦です。戦後、将棋を廃止しようとしたGHQに呼び出されたわけですが、そこで升田先生はGHQ側を言い負かして将棋を守ります。
この2つの伝説がすごく有名ですね。合計獲得タイトル数は7期と、羽生・大山の両氏と比べれば大きく見劣りしますが、病弱で体調不良が多かった事、戦争で徴兵されていた期間もある事を考えると、やはり獲得タイトル数以上の実力と魅力ある棋士だったのではないかと思います。
4.木村義雄
画像引用元:File:Yoshio Kimura Shogi 1951 Scan10012-2.JPG - Wikimedia Commons
将棋の名人位はかつては世襲制だったのですが、実力制になって初めての名人がこの木村義雄です。その後、実力制になって初めての永世名人の称号も手にします。
あまりの強さで当時の著名な棋士を軒並み倒してしまい、その様子は「常勝将軍」とも呼ばれました。
そして大山先生や升田先生が台頭してくるまで将棋界の最強であり続けたので、間違いなく一時代を築いた人物と言って良いでしょう。
また、将棋連盟の会長も務め、現代の将棋界の基礎を築いた人物の一人と言っても過言ではありません。
5.天野宗歩
江戸時代末期の将棋指し。当時の名人位は世襲制だったので名人にはなれず、段位も七段止まりでしたが、あまりの強さに「実力十三段」と呼ばれました。
また「棋聖」とも呼ばれ、現在の将棋のタイトル「棋聖戦」はこの天野宗歩に由来するものとなっています。
残っている棋譜の多くは駒落ちとなっていて、当時の宗歩の実力がいかに抜きん出ていたかがわかります。
今でも「上手くなりたければ宗歩の棋譜のみを並べろ」と信奉する人がいたり、羽生さんを始め現代のプロ棋士も宗歩を高く評価していたりと、伝説的な棋士とされています。
・まとめ
以上、5人の棋士を紹介してみました。
こうして見てもやっぱり羽生さんは抜きん出ていますが、単に獲得タイトル数では表せないような、魅力ある棋士が沢山いる事が伝えられれば幸いです。
なにかこの機会に、将棋の歴史に少しでも興味を持っていただける人が増えればなぁ、と思っております。最後までご覧いただきありがとうございました!
絶対面白いおすすめ映画33選!死ぬまでに見ないと損!
おはようございます!私事ですが、昔から映画を見るのが大好きです。休日は大抵自室に篭って映画を見ていますし、平日もなるべく見るようにしています。
今回はそんな私が「これはおすすめだな」と思う映画を紹介していきたいなと思います。ぜひ何かの参考にしていただけると嬉しいです!
・おすすめの映画33選!
解読不可能と言われたナチスの暗号機「エニグマ」を解読する物語。
めちゃくちゃ凄い映画です。第二次世界大戦の裏にはこんな天才たちの戦いがあったんだなぁと。
それも、ただ天才達が頭脳バトルのようなものをするのではなく、戦争らしく諜報や国家の戦略などの要素が絡んできてるのが面白い。
そしてこの時代特有のイデオロギーによって主人公の人生が翻弄されていく、という裏のテーマもあります。
吃音を持っててうまくスピーチができない英国王が、失敗しながらもそれを克服していく物語。
私は吃音持ちでも英国王でもありませんが、スピーチが苦手で失敗した事はあるので、見てて冷や汗が出てくるほど共感できました。
それを練習してだんだん上手くなっていく・・・ほんと心の底から応援してました。非常に勇気を貰える作品です。
・ヒトラー ~最期の12日間~
実際にその場にいた人の証言が元になっているらしく、現実感と臨場感があります。
それにしても「これから崩壊する体制」というのは本当に恐ろしいです。
この閉塞感や狂気には理屈抜きで「本当に戦争ってやばいな」と実感させられます。
・スラムドッグ$ミリオネア
とにかく手に汗握る映画。
盛り上げ方が凄く上手いと思います。特に後半はドキドキしっぱなしでした。
かなりストーリーも練り込んであります。アカデミー賞など数々の賞を受賞してますが、それも納得の作品。
・ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える
笑える映画、愉快な映画といえばこれをオススメしたい!
とにかくぶっ飛んでるストーリーの映画って沢山あると思うのですが、これはその中でも特にやばいと思います^^;
少し下品な要素がありますが、嫌いでない人にはぜひ見ていただきたい!
・パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
パイレーツ・オブ・カリビアンのシリーズで一番好きな作品。
このシリーズを見た事がないという人はできれば一作目から見ていただきたいのですが、普通にこれ一本でもかなり面白い映画だと思います。
とにかく「壮大な物語」感があって熱いです。普段は敵対してる大海賊たちが手を打って、強大な敵に立ち向かうのが何とも言えないほど興奮します。
しかし主演のジョニー・デップがカッコいい。一つ一つの演出も最高です。
すごく元気を貰える作品。
何でもがむしゃらにやっていれば上手くいくんだなぁ、という事を教えてくれる映画です。
いろいろと考えては不安になって、フットワークが重かった私はとても影響を受けました。
フェイスブックが出来るまでの物語なのですが、かなり刺激的で面白い。
天才たちの世界を少し覗けたような気がします。巨大な会社ができる時ってこんなにスピードが早いんだなぁと。
しかし人間ドラマとしても思ったより陰湿でドロドロしてて恐ろしい。見応え充分な作品です。
戦争映画で一番好きなのがこれ。第二次世界大戦時の連合軍とナチスの戦争を描いた作品です。
最初の戦闘シーンも凄まじいですが、最後の戦闘シーンがとにかく素晴らしい。いかにもラスボスが出てきそうな重々しい雰囲気がなんとも言えません。
もちろん戦争映画っぽく男達の熱い友情物語もありますし、そういうのが好きな人にはとにかくオススメです。
テーマとしては「富や名声を取るのか、自分の大切なものを取るのか」というありふれた話なのですが、人生の助けになってくれる映画だと思います。
もし自分主人公と同じ選択を迫られた場合、頭ではわかってても同じ行動を取れるかですよね。
そういう意味でこの映画は、本当に大切なものを見つめさせてくれる。素晴らしい映画だと思います。
・レオン
家族を殺された少女が、仇討ちのために街一番の殺し屋の家に住み着く物語です。
2人が少しずつ心を開いて、変わっていく関係が何とも言えません。
悪役の麻薬取締局の捜査官もいい味出してます。こんなにもクズで恐ろしいキャラクターはなかなかいないです。
すごく素敵な恋の物語です。
しかしハプニングやコメディ要素もあって、時間が過ぎるのが早く感じるほど楽しめたと思います。
ラストはほんとドキドキしました。果たして2人は結ばれるのか・・・、と。
それにしても韓国映画も面白いですね。私はこの映画をキッカケに興味を持ち始めました。
・セブン
猟奇的な連続殺人事件を追いかける2人の刑事の物語。
ストーリーがめちゃくちゃ練り込まれてて、本格的なサスペンスになってます。
しかし何と言ってもこの映画は後味の悪さが有名でしょう。後悔するとわかっててもたまにこういう映画を見てしまうんですよね・・・。
いろんな意味で刺激の強い映画なので苦手な方はご注意。
主人公の行動に恐怖や怒りを覚える反面、すごく芸術的で、おしゃれで、カッコいいなぁ・・・とも思ってしまう映画です。
後半も主人公に感情移入してしまってなかなか苦しかったのですが、それだけにラストがスッキリした終わり方のように感じてしまいます。本当はよくない話なのですが、こういう感想を持たせてくれる演出が素晴らしいのかなと。
思春期の頃の私はこの映画にめちゃくちゃ影響されました。かと言って悪さをできる度胸も無かったのでよかったですが、なんとなくこのオシャレな感じ、教養がある感じ、勢いがある感じはマネしようとしてました。
ウェンザナイッ!で有名な名作。少年時代を思い出せる本当にいい映画です。
好きなシーンは沢山あるのですが、個人的に一番涙腺が緩むのが、最後のこの4人の後日談?です。
あぁ、あんなに仲良かったのにいつの間にか遊ばなくなったやつ、いるなぁ・・・とか。
その後関係が続いてたやつとも、いろんな事情があって会えなくなったり・・・。
そういう現状をふと見つめる事になって、いろんな思いがジーンとこみ上げてきます。
それにしても少年時代はいろんな事が輝いて見えてましたね。もう戻れない。だからこの映画に惹かれるんでしょうね。
これはもう、フィクションだとは思えないほどリアルな恋の物語です。
特に男性は共感できると思います。「気づいたらこうなってた・・・。」という、あの感じ。
もうなんか見てる間はとても辛かったです。でも時間を置くといい話だった気がして、また見たくなる。そういうところまで実際の恋にそっくりです。
・ザ・ファイター
兄弟でボクシングの世界一を目指す物語。
見ていて一番興奮した映画かも知れません。何度「もうだめだ!」と思ったことか。
映画に限った話ではないですが、物語ってだいたい「ここはこうなるな」という予想がつくと思いますが、それをへし折るのが非常に上手い映画だと思います。
・シャイニング
トラウマになる事で有名な映画。
私も子どもの頃にいろんなシーンが頭から離れなくなって、特に夜などに思い出して恐怖した記憶があります。
しかし今見るといろいろ別の意味で怖いですね。こういう職業って実在するのかどうかわかりませんが、人は外界から孤立するとこうなるのかなぁ、と思ったり。
まだ見てない人にはぜひ見ていただきたい。
・ターミナル
言葉のわからない空港から出られなくなる物語。
個人的に「こういう状況でも何とかやっていけるものなんだな」と勇気づけられたのを覚えています。
トム・ハンクスの演技も良いですし、登場人物の一人一人も魅力があって面白い。
ラストはほんとに感動します。「人間って素晴らしいなぁ」と思える映画です。
小切手詐欺でお金を稼ぎながら身分詐称でパイロットや医者や弁護士をやる、というすごい物語です。
それも実話を元にしてるそうで非常に驚かされます。
また主人公と追跡する捜査官の関係がとっても良いです。スリルもありますが、心も温まる映画だと思います
・きっと、うまくいく
なにか人生を迷ってる人に絶対見てほしい映画。非常に元気づけられる映画です。
とにかく「やりたい事をやろう」「いろんな事を心配しなくてもいい」というメッセージ性がある映画です。私も「もっと早くこの映画に出会っていたらなぁ」と思います。
ユーモアたっぷりで、最後はすっごく感動できる話です。見てて全く退屈な時間がありませんでした。
それにしても、インド映画ってめちゃくちゃ発展してるんですね。かなり驚きました。
とにかく「衝撃のラストを見たい」という人にオススメの映画。これに尽きると思います。
視聴者を欺く演出が本当に素晴らしい。完全に騙されてしまいます。
あまり語るとネタバレになるのが苦しいところですが、最後まで見るとこの映画が名作だと言われている所以がわかると思います。
見た後にもう一度見返したくなる、そんな映画です。
2人のマジシャンの壮絶な騙し合い。
この映画には「天才VS努力家」という要素があると思います。
妻の復讐をしたい努力家の主人公。しかし相手が天才でなかなか勝てない。
そこでどんどん手段を選ばなくなっていく・・・という話です。
SF要素もあって、スリル満点で息もつかせぬ映画だと思います。
本当に切ない話です。周囲の人達からどう誤解されても、ひたすらピュアな主人公の姿が本当に胸に刺さります。
しかし世論のいい加減さのようなものが伝わってくる、社会的なメッセージもある映画です。
とにかくラブストリーとかファンタジー系が好きな人にオススメです。こういう独特な世界観の恋の物語って、まさしくドンピシャで好きな人がいると思うんですよね。
白人の頑固オヤジがアジア系の移民の少年と関わって変わっていく物語。
なんといっても2人の関係が絶妙に良いです。頑固なオヤジもだんだん心を開いてて、それを自認して少し照れてる感じがいい。
主演のイーストウッドの演技が最高です。カッコいいところは本当にカッコいいし。
しかしこの頑固オヤジには悲しい過去があります。最後にはそれが明らかになってラストシーンに繋がっていくわけですが、涙が止まらなくなります。
移民や戦争など、アメリカのいろんな社会背景も伝わってくる映画です。
・フライト
パイロットの物語。巧みな操縦で多くの命を救うも、その後いろんな疑惑が出てきて自体が急転していくという話です。
すごく人間を描いた映画だと思います。止めたくても止められない欲望、大衆の心理、私利私欲の為に奔走する組織、善と悪との狭間での葛藤・・・、そういう人間臭さが描かれていると思います。
結局のところ人は思い悩んだ末にどこに到達するのか。それを描いた映画ではないかなと思います。
見てて爽快な演出、とにかくハラハラするストーリー、とにかく最高の映画です。
「一般相対性理論」とか「ブラックホール」などの用語がゴロゴロ出てきて、宇宙物理学が好きな人はワクワクします。特に4次元を無理やり3次元に直していたシーンは「なるほど、こういう感じになるのか」と驚かされました。
もちろんそういうのが全然わからない人でも問題なく楽しめます。この映画のメインテーマは「家族愛」や「愛の力」です。とても感動させられる映画だと思います。
・愛と青春の旅立ち
タイトルの通り、恋愛や友情を通して主人公が成長していく、という映画なのですが、正直それだけだと結構ありふれた作品になってたと思います。
やはりこの映画の見所は、主人公と鬼教官の男同士の熱い格闘です。
主人公が教官に感情を爆発させて本音を叫ぶシーン、殴り合うシーン、別れのシーン、、、どれもが泣けてしまいます。
もちろんラブストーリーとしても友情物語としても秀逸です。なので一本にいろんな物語が詰まった作品だと思います。
少年が映写技師のオジサンと関わりながら成長していく物語。
人生の教訓が詰まった映画だと思います。私自身、何度もこの映画に勇気づけられました。
特に後半は映写技師のアルフレードが、一生を通じて後悔している事を青年に叩き込んだのだと思います。
周囲にこういう大人がいるって、なんかいいなぁと思います。心が温まって、しかも泣ける映画だと思います。
アメリカのマフィアを描いた映画。めちゃくちゃ好きで何度も見返してます。
とにかく一人一人のキャラクターが堪りません。ヴィトー、ソニー、トム、マイケル、それぞれ個性が際立ってるのにカッコいい。
ストーリーもリアルなマフィアの抗争っぽくて手に汗握りますよね。「こんな駆け引きがあるのか!」と驚かされます。
撮影技術や音楽も高く評価されてて、まるで全体を通して芸術のような重厚感があります。
part1が群を抜いて傑作だと思いますが、part2とpart3もかなり面白いので一見の価値ありです。
一番泣いた映画。こんなに泣ける映画にはもう出会えないと思います。
もうストーリーとか演出とか全てが素晴らしいのですが、特に堤真一さんの演技がすごすぎる。
こんな芝居が可能なのかと。役者さんって凄い!と思い知らされる映画です。
ガリレオシリーズですが、ガリレオを知らない人でも全く大丈夫です。映画だけの登場人物にかなり重点が置かれていますし。
知る人ぞ知る、映画史上最高とも言われる名作。
映画好きの中には「ショーシャンクが一番好きだ」という人はかなり多いです。
私もこの作品には大きな影響を受けました。「あぁ、自由ってこういう事なんだ!」と実感させられる映画です。
人生が変わるパワーを秘めた作品だと思います。まだ見た事がない人にはぜひ見ていただきたい。
もしかすると「これをおすすめするとはミーハーなんじゃないか」と思われるかも知れませんが、ちょっと待ってほしい。
この映画は新海誠監督の過去作「秒速5センチメートル」などを見て、トラウマになって苦しみ抜いたファンがやっと救われた映画なのです。
なのでこの映画単体でも素晴らしいのですが、よければ秒速などと一緒に見ていただけると感動が倍増するのではないかと思います。
まとめ
以上、おすすめの映画を紹介してきました。
まだここにも載せれていない映画、新しくおすすめしたい映画も沢山あるので、随時追加していきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!