生活百花

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細かい事が気になる方へ、HSP(繊細さん)の本おすすめ6冊。

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 「他人に気を使いすぎてしまう」「細かい事が気になってしまう」「なんだか疲れやすい」という悩みを抱えている方はいるでしょうか。

そういう方は、もしかすると「HSP」かも知れません。最近はテレビなどで「繊細さん」として取り上げられているものです。

今回はそんなHSPとは何かという解説と、HSPの方にぜひ読んでいただきたい本を紹介したいと思います。

 

目次

 

HSPとは?

 HSPとは、一言でいうと「感覚が敏感で、感受性が豊かな"気質"」です。

つまり視覚や聴覚などがすごく敏感で、些細な光や音が気になったり、感受性が豊かで他人の発言や映画などの作品に強い衝撃を受けたりしやすい「気質」をHSPと言います。

この「気質」という部分が重要で、HSPは病気でも障害でもなく、生得的に持っている性格のようなものです。

なので病気とは違って「治す」必要があるものではありません。ただ、例えばネガティブな性格の人がうつ病のような精神疾患になりやすいように、HSPも疲れやすくなったり、なにか別の精神疾患に繋がってしまう場合があります。

なのでHSPは「上手く付き合っていく」必要があるのです。HSPという気質を正しく理解し、自分の個性として受け入れていく事が重要です。

 もちろん、感覚が敏感で、感受性が豊かな人が全てHSPかと言うとそうではありません。程度の問題もあります。

そういった点も含めて、HSPとは具体的にどういったものなのか、どう付き合えばいいのかを説明している本たちを紹介したいと思います。

 

HSPに関するおすすめ本6冊!

1.「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

HSPとはなにか?それにどう対処すればいいのか?というのが非常にわかりやすく説明されている本です。

例えば「空調や家の外の自動販売機の音が気になる」とか「職場で機嫌が悪い人がいると仕事が手につかなくなる」などのHSPの特徴が事細かに記されています。

そしてHSPに対して「騒がしい場所ではイヤホンをしよう」とか「寝室に電化製品を置くのは止めよう」といった、具体的な対処法が書かれています。

非常に具体的でわかりやすく為になる一冊なので、HSPについて知りたい方にはまずオススメしたい一冊です。

 

2.鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

 HSPは気質である、という事を踏まえた点で、HSPを活かす方法もたくさん紹介している本です。

これを読むとHSPはデメリットだけでなくめちゃくちゃメリットもあるんだなぁ、と実感して気が楽になります。

HSPの問題点も把握し、うまく自分と付き合っていくためのコツが学べる、そんな本ですね。

 

3.HSPサラリーマン――人に疲れやすい僕が、 楽しく働けるようになったワケ

HSPの主人公が営業で成功していくサクセスストーリー。

直接的にHSPに言及する部分は少ないですが、HSP気質の主人公には非常に共感するシーンが多いです。

HSPの短所を強みに変えて成功したい、という方に非常にオススメな一冊です。

 

4.「敏感すぎて疲れやすい人」がおだやかに暮らしていくための本

 とにかくHSP気質で疲れている人に読んでほしい一冊。

HSPについての堅苦しい説明とか、プラスに繋げる方法とか、そういうノリとはちょっと違います。少しでも気持ちが楽になるように、やさしい表現で心に寄り添ってくれます。

本当に楽になる一冊だと思います。とてもオススメです。

 

5.HSP発達障害 空気が読めない人 空気を読みすぎる人

HSPとよく似た症状として発達障害があります。この本はHSP発達障害を比較する事で、この二つがどう違うのか?自分はどっちなのか?というのがよくわかります。

非常にしっかりとしたエビデンスがあるな、という本で、科学的なバックボーンもしっかりしていると思います。

ただ飽くまでHSP発達障害の違いについて明確にしようという本で、HSP発達障害それぞれの詳しい説明についてはそれぞれに特化した本のほうが向いているかも知れません。

 

6.過敏で傷つきやすい人たち

こちらもエビデンスが非常にしっかりした本です。最新の研究なども取り入れられていて、HSPについて深く掘り下げられています。

HSPの定義付けもしっかりされていて、結局のところHSPとはどういったものなのか?というのが把握できます。

 「自分はHSPではないかも」という人でも、理解するために読んでいただきたい一冊です。

 

・まとめ

以上、おすすめのHSPに関する本たちを紹介させていただきました!

やはり誰でも多少は音などが気になったり、他人の内心を気にしたりして、大なり小なりHSPの傾向がある人は多いと思うのです。

その中で自分はそこまで気にする程のものではないのか、それとも完全にHSPなのか、という自分の状態がわかるのは非常に安心できますね。

ぜひとも皆さんも今回紹介した本を読んでHSPについての理解を深めていただけると嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました!