学部生必見!法学の基礎知識がしっかり身につく本おすすめ6冊!
おはようございます!今回は学部生や社会人の学び直しなどに向けて法学の基礎知識が学べる入門書を紹介して行きたいなと思います。
法学というと固くて難しいイメージがあると思いますが、全くそんな事はありません!法律はある意味で社会に対しても個人に対しても強制力を持った切実な分野ですが、その中でも一人ひとりの人間や法律家などが苦悩して法を作り上げていく過程が、どんな物語よりも面白い。
そこで今回はそんな法律のわかりやすい入門書を紹介して行きたいと思います。
目次
1.法学部、ロースクール、司法研修所で学ぶ法律知識
主要な10種類の法律を通じて、法律の理論から実務に至るまで、法律の根底に流れる思想を読み解く一冊。まさにリーガルマインドを学ぶためにオススメの本です。
やはり司法の現場で活躍して来た方が書いてる著作なので、理論的な部分だけでなく「本当のところはどうなの?」というのがわかる一冊です。
何よりとにかくわかりやすい。法律を始めて学ぶ人にも理解しやすいかなと思います。
2.法学 (ヒューマニティーズ)
法学の面白さを知るために絶対読んでほしい一冊。
著者の中山さんは非常に哲学的な思考をされる方だと思います。法律を通して社会で起きている事を見通したり、まるで哲学や歴史学のように人間や社会の普遍性を探ろうとする。
まさに「あぁ、これも法学なんだな」というのがわかる、非常に法学の間口を広げるような一冊だと思います。
3.伊藤真の法学入門
こちらも法学の面白さを知るためにすごくオススメな一冊です。
著者の伊藤さんは色々賛否ある人物のようですが、とにかく情熱が凄いですね。
法律とはなんぞや、というのを面白くわかりやすく伝えてくれる一冊だと思います。
4.プレステップ法学 第4版
オーソドックスな法学の入門書。
普通の人でも現実で遭遇しそうな事故や詐欺などの事例をピックアップし、法学的にはどう見るのか、というのを解説しています。
とにかくイラストなどもあって本当にわかりやすい。「法学に興味あるけど、とにかく難しいものは苦手!」という人は、この本から入るのが良いと思います。
5.法律を読む技術・学ぶ技術
元法制局のキャリアという一流の法律家が書いた法学の入門書。
実際に法律を作成したりしている立場の人がこういう見方で法律を見ているのだな、という説得力があります。どちらかというと学問学問したものではなく、実務的な部分で法律を扱う人向けの、社会人などにもオススメです。
しかし内容は難しいことはなく、初心者の最初の一冊としてオススメですね。やはり賢い人が書いてるだけあって本当にわかりやすいです。
6.2020年法学検定試験問題集
法学検定の試験問題集。やはり法学部で弁護士資格なんかを取るには試験が必要ですが、いきなり司法試験なんかもレベルが高いと思うので、まず法学検定なんかで基本的な部分を固めつつ試験に慣れる、というのが重要だと思うんですよね。
入門書などではありませんが、いいなと思ったので紹介させていただきました。
・まとめ
以上、法学のおすすめの本を紹介させていただきました。
とにかく一冊、二冊読んでみてほしい。というのも、法学や法律というと「難しいもの」とか「無機質であまり面白みのないもの」というイメージを持つ人が多いと思うんですよね。
でもそうではなく、法学というのはすごくいろんな現実の問題にコミットしていて、時には哲学的な思索が介入する事もあって、法律家たちが情熱を持って取り組んでいる分野だという事です。
という事が伝わる本をできるだけピックアップしたつもりです。何かしら皆さんに興味を持っていただけるキッカケになれば良いなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!